物語のあるものを


みなさん、こんにちは。

もはやジンマシンが日常となりつつある山口です。

共生という言葉が浮かんできますね。


さて、11月の写真集発売を控え、写真に対するボルテージのあがる

サカシタニホンコンと山口フォトですが、

昨日のblogのサカシタニホンコンに呼応して今回のお話です。


魂に触れるサカシタニホンコンの写真。

それに対して山口フォトは

「物語のある写真」

であると思っています。

読んだまんまなんです。そのまんま。

1枚の写真であってもそこに何かしらの話があるような、

想像の膨らむような写真が好きなんです。

そこにはリアリティというよりも、その逆で、

空想する余白のあるものが必要なのです。


だからかなぁ。自分の写真を見ていて、

あんまり人が写ってないなぁと思う。

かといって、花や風景のきれいな、本島に綺麗な写真をとってるのとも違う。

ちょうど間にあるような、人も風景もなんでもありで、

見た人(主に山口ですが)がちょっと違う景色をみることができる写真

というのが、とても好きです。

その定義を言葉にしろと言われるとこれまたできないのですが、

かなり曖昧だけど、確実にあるボーダーラインで撮ってる気がします。

みなさんにもあるでしょう。そういうものって。


でもね、そうはいいながらも最近は、また新しく撮る基準が入ってきていて、

自己満足だった今までのものから、そこに周りの人も巻き込みたい

おんなじでなくても、「ひっかかるもの」が共有できればいいな。と思うようになってきました。

スナップでも風景の写真でも、何を使って何を撮ったかではなくて、

それを見てどう思うか。

ここでしょう。





気分やそのときの感じによってそりゃ撮るものも、色もかわっちゃうんだけど、

どうにかみなさんに物語のある写真をみせられるように

写真集の形を持っていきたいと思ってますよ。

片側は魂を撮って、片側は物語を撮った写真

おもしろそうですよね。

また今週も写真集で進展あり!

後日、STOREでご報告します!



Yasuo Yamaguchi Presents [ 山口フォト]
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