第43回 その先に 何があるか
昨日のbouncy
を読んで
「しまった、ニホンコンなんて書いてるバヤイじゃなくて、
今すぐ月曜bouncyを横取りしたい!」と本気で思う。
そんくらい、いい映画を紹介しております
「アイデン&ティティ」
ニホンコンは既に2回も見ております。
また、ニクいのはbouncy筆者。
「大学で映像の勉強をしていた。そして、今も映像の仕事をしている」というくだりが羨ましい。
プロを感じます。
短大の英文科卒業→北京に留学→香港で就職→インドを放浪→
日本にて音楽業界で働く→現在は写真を撮ることに夢中な、のんき暮らしという、
バラバラな経歴更新中の、サカシタニホンコンです。
よくいえば好奇心旺盛、悪く言えば集中力散漫。
自分の生きる道なぞ、その時その時で決めてきたような気がします。
そして、今でも合ってんだか、合ってないんだかワカラナイ嗅覚の赴くままに
ゆらりゆらりと歩いております。
今思えば。高校時代、お医者さんになりたいといって医大に行った友人
センセイになりたいといって教職をとった友人
看護婦さんになりたいといって、看護学校に行った友人
あの時に自分の生業を決められるなんて、素晴らしいと思う。
確かその頃は「外国に住みたい」くらいしか、考えていなかった気がする。
頭がいいほうではないので、これがいい、とか悪い、とか向いてる、とか向いてない、
というものの予測がつかず「んじゃ、やってみよう」と、
あまりにもあっさりと決めてしまい、やってみる。
コレ、肝心。
デモ、大変。
アツい思いをしたり、イタイ思いをしたり、踏んづけられたりしました。沢山。
ニホンコン、全てのものごとを自分で決断して、自分行動して、
自分で後悔して涙して、自分で納得し、満足してきました。
多分満足したことよりも「うへー、やっちゃったよー」のほうが断然数が多い。
好奇心から、これもやってみよう、あれも見てみようの賜物だろう。
イタイ思いをして、悲しみにくれて、大後悔の連続を経て、今のニホンコンがあるのです。
というワケで、次の仕事を見つけるなんてことより先に、
「うへー、やっちゃったよ第一弾」と称して、今頃行くはずだった旅を今年の夏に延期することに決定。
夏期しかいけないユーラシア大陸の内陸地帯にレッツゴー!
ちょっとくらいイタイ思いをしようが、クサい思いをしようが、ウザい思いをしようが、
この手で触れてみたさゆえ、飛び出すことにしました。
ボブディランの言葉を借りて言わせてもらえれば
「やらなきゃいけないことを やるだけさ だからうまくいくんだよ」
ニホンコンは
「その先に何があるかを見に行く」ことと
「それを感じたままに写真におさめる」
そんな好奇心だけですが、うまくいくでしょうか? ディラン。
今日は生憎の雨でしたが、1月の空は、なみだが出るほど青かったです。
2月3日 坂下日本/香港
Kaori Sakashita
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