しばらく更新を怠ってしまっていたが、
今回でSAKRA.JP卒業ということで「笑い道」最終回を書こうと思う。

約4年間、「笑い道」を書くことで
自分の中の”笑い”の位置がつかめたと思っている。
それは
「辛いときこそ、笑いを見よ!まだ笑えるんなら大丈夫」
である。
大笑いすると、色んな事が大した事じゃないような気がしてしまうのだ。
それは楽観的になるのとは少し違って、エネルギーが湧いてくるような感じ。
あぁ、こんなに笑えて幸せ!!よ〜し頑張るぞ!!
という感じである。
マイナスのオーラが一気にプラスになる。
笑わなければ、死んでいるのも同然。
だから私にとっての「笑い」は、もう娯楽ではなく
衣・食・住・笑という位置だったのである。

私の人生の目標は、第一回にも書いた通り、笑い死にすることである。
夫からのプロポーズの言葉も「笑い死にさせてあげるからね。」だった。

ダウンタウンのいる時代に生まれ、お笑い好きの夫と結婚し、笑い死にする。

本当にそうなったら、なんと幸せな人生だろうか。

あと一つの贅沢を言わせてもらえるのなら、生涯で一個でいい。
すべらない話を持ちたいものだ。

千田なつみ Presents [ 笑い道]
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