第179回「お食い初め」


ニーハオ、ニホンコンです。
先日、ニホンコンジュニア・小奈は
生後100日を迎えました。

香港では生後1ヶ月のお祝いに
赤ちゃんの健康と幸運を願い、
親戚、友人などを招待するのが通常。

しかも、招かれた人は、「紅包(ホンパオ)」
と呼ばれるお祝いを包んで持って行くか、
金のブレスレットを持って参加するとか。

何とも香港らしい、中国式なナラワシだこと。

さて、こちら日本では「お食い初め」といって
子供が一生食べ物に困らないように願い、
赤ちゃんに食べ物をたべさせる儀式があります。

食い地の張ったニホンコンとしては
「この機会に便乗してウマイものを食べよう!」
とばかりに張り切って一路、アルジ実家がある
神奈川は茅ヶ崎に向かう。


(お食い初めの器、全て小さくてカワイイ)

ニホンコンの嫁いだ平藤家(ヒラフジケ)
というのは、とても丁寧に、かつ健康的に
和の食事をする、よい習慣があります。

毎年暮れの餅つきもそうなのですが、
日本のご飯、日本のあるべき姿を
いつも見ることができ、楽しいのです。

その日は朝から両親が準備をしてくれており、
義父は庭で炭を起こし、大きな鯛を焼いていました。


(鯛、炭で焼いたから美味しいことこの上なし)

義母は色々入った手作り赤飯を
こしらえてくれ、煮物なども
用意しておいてくれた。


(盛りつけた赤ちゃんご飯)

「お食い初め」といっても、本当に
生後100日(3ヶ月)のジュニアが
食べられるワケではなく、食べ真似を
するというのがこの儀式の主旨。

裏の主旨は、なかなか会えない
両親にジュニアを見せに行くことかと。

さらに言うなれば、裏の裏主旨は
「美味いものを食べようの会」
ではないかと少し思ったりもする。

また、ニホンコン的裏の裏の裏主旨は
「大勢いればみんなが抱っこしてくれて
ニホンコンはゆっくりしてられるじゃないか」

付け加えて言うと
「サーフィンもできるじゃないか」

だったのだ。

お食い初めに便乗して、
1年振りにサーフィンを再会した
話は、また来週。

最後に、お義父さん、お義母さん、
ごちそーさまでした。アンド
抱っこして頂いてありがとうございました
おかげさまで心ゆくまでゴロゴロできました。


(手を組んで見つめるのが最近の流行り」


11月14日 坂下日本/香港

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