第175回「語学学習」


ニーハオ、ニホンコンです。

先日、久々に中国人の友人が
北京から帰省してきたというので
お披露目も兼ねて会って来た。

しばらく話していなかった
中国語だけれど、おそらく語学力は
これ以上落ちようがないところまで
落ちているらしく、さほど会話に
不自由を感じなかった。

言葉の面白いところは
「必要な単語」を
「必要な時期」にちゃんと学んで
自分のものにできるところだ。

中国語に関して言うと、
どうせ一生勉強しなくちゃいけない
ものなら、のんびり楽しくやろうと
思っているニホンコン。

妊娠中には司法関連にて通訳を
していたので「ピッキング」やら
「仮釈放」やら「被害者弁償」などという
日陰世界の単語ばかり覚えており、
胎教にどうなのよ?という状態だったり。

最近も「授乳」やら「産後の肥立ち」
など、出産・育児に関わるボキャブラリーが
飛躍的に増えた。

そういえば、留学当時も
男の子は真っ先に「ハイザラ」
(ご飯屋さんに入ったらまずコレを言う)
と、自分の吸ってる煙草の銘柄を
中国語で言えるようになっていた。

ニホンコンはというと、
「鍵」と「お喋り」
の2単語を真っ先に覚えた。

「カギ」
当時オートロック(風)だった寮
にて、カギを中に置いたままガチャンとドアを
閉めてしまうことが多々あり、受付で
「鍵を中に置きっぱなしにしてしまいました」
と話して開けてもらうことが
多々あったから。

「お喋り」
道端でダベってばかり居たので、
すれ違いざまに「なにしてるの?」
と聞かれ「お喋り」と言うことばかりだったから。

と、情けない限りであるが、まあ
日常に外国語が入って来ると
どんな状況であれ、単語が1つ増えりゃ
ありがたい話である。

こうして、牛歩の歩みながらも
のそりのそりと進んでいる
ニホンコンです。

08年には北京オリンピック。
数多ある競技名(特に陸上競技は多すぎる)
を言えるようになるのが
ニホンコンなりの小さな目標です。



(頂いた中国靴)


10月17日 坂下日本/香港


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