第144回「ニホンコン先生、始動」
ニーハオ、ニホンコンです。
さてさて、始まりました
ニホンコン先生の中国語講座。
だ、大丈夫か?と思いながらも
前に進むものは進まざるをえず。
「ワタシ、センセイアルネ」と
自己暗示を掛けながらの滑り出し。
最初の教え先は、とある大手企業。
中国進出に力を入れている会社で
会社挙げての一斉中国語教育が行われている。
ニホンコンクラスは8名。
そのうち3人が4月から中国に赴任、
残りの皆さんは出張ベースで中国に通う
予定の人たちで、ゼロから始めるながらも
見据える先はかなりハイレベル。
「ハーイ、それでは始めますね。ニーハオ!!」
ビクビクしてても始まらないし、
しょんぼり進めても仕方がないので、
授業は終始元気よく、テンポよく進めようと
心がけている。
ニホンコンの後に続いて、皆が一斉に
「ウォー」やら「ニー」やら発音していると、
「いやー、こりゃ責任重大な任務に就いたもんだ」
と思うのである。
また、流石ビジネスで必要なだけあって、皆さん
予習復習宿題に至るまで全くもって余念がない。
テキストについている付属のCDを何回も
聴いて来たり、バンバン質問が飛び交う。
ニホンコンも予測される質問に戸惑うことなく
答えるべく、イチから勉強し直しの毎日。
いやー、これは面白くなってきたぞ。
彼らの頑張りに答えながら、ゼロから始めた
中国語を向こうで使えるくらいに引き上げる。
これはセンセイの手腕にかかっているのだと思うと
俄然やる気が出る、ニホンコン。
初めて飛び込む「教える」という世界は
まだ数回ながらも非常に興味深く、
自分が知っていることを知らない人に
伝えるという難しさも感じながらも、
好奇心を持って毎回授業に臨めております。
今後のニホンコンにご期待くださいませ。
「雲南省、大理」
「大理のお菓子屋さん、味が予測できる
お菓子がひとつもなかった」
2月28日 坂下日本/香港
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