其の40「2005年のベスト」
ついに28歳にして眼鏡デビューして、昨今の眼鏡ブームにのってしまった、れいじです。
なんだか眼鏡をかけると視界がクリアになる分、かけてない時のぼやけ具合が気になって
しかたないものですね。今までこれで普通だったのかと、今さらながらあきれるくらい。
期せずして眼鏡をかけて仕事をすることになり、伊達眼鏡でないことを仕事先のみなさんに
説明するのも疲れてきて、最近は「お笑いの『おぎやはぎ』っぽいですけど、何か?」
なんてごまかしてます。
さてさて、去年はしていたのに、今年はしていなかったなと思い、今さらながら
去年見た映画のベストを発表しておこうと思います。
「エターナル・サンシャイン」 ミシェル・ゴンドリー監督
実は2004年制作の映画ではあるのですが、日本では2005年だったので去年の
ベストにさせていただきます。
この映画、まずは監督ミシェル・ゴンドリーさん。
MTVのチェックを欠かさない千田せんせいのような人なら良くご存じのPV出身監督。
ケミカルブラザーズの「Star guitar」やカイリー・ミノーグの「Come Into My World」
など、不思議映像というか、根性映像というか、なんともすごいPVを作る人です。
ストーリーはつらい記憶を消せるという若干SFな世界のラブストーリー。
映像テクニックを持つ監督の作品だったので、不思議映像満載なのかと思ってみていると、
ギミックに走らず、プロットを正確に、丁寧に描いています。
若干絵が荒いのが気になりますが、補って余りある脚本の妙、演出の魅力がある映画です。
PVの印象で見ると、ゴンドリーさんの幅の広さに驚くこと請け合いです。
監督を知らない方にもわかる、主演の2人の演技も見物です。
コメディーだけではなく、シリアスな演技も定評のあるジム・キャリーと
タイタニックのお嬢様とは違い、ぶっ飛んだ女性を演じたケイト・ウィンスレット。
どちらも自然で、パワフルで、映画の中に世界に溶け込んでます。
寒い冬に恋がしたくなる。そんな映画。
純粋に見て下さい。純粋に泣けますよ。
さて、最近は少し忙しい日々を送り、実はこれがアップしている頃、シドニーに撮影で
行っている所です。
続けば続くもの。去年から約1年で3度目の海外出張です。ありがたいもんです。
人生の間でどれだけ海外にいけるかはわかりませんが、20代で良い経験ができて、
仕事とはいえ嬉しい限りです。
次回はその辺りのお話を
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