さんきち なぞ図書館
Kiss
こんにちは。
随分ごぶさたになってしまいました。
なぞ図書館です。
私は相変わらず、
毎朝6:30?のラジオ体操を欠かさないくらい、
とても元気だったのですけれど、
パソコンを修理に出したり、
出す前に、どこが壊れているかを調べたり、
修理からやっと帰ってきたら、
ワードもエクセルもパワーポイントも入っていないので、
うーん!と困っていました。
ようやくワードを入れなおして、
まあ、なんとかなりそうです。
これは、
12月28日にアップされるものだから、
今年最後のなぞ図書館ですね。
はあ。
今年はすごい年でした。
まさか、今年のお正月に、
こんな年末を迎えるとは、
これっぽっちも予想していませんでしたもの。
4月にふと、
「あれ?私このままこの仕事じゃないな。」
と、当たり前のことのように思ってから、
8月いっぱいで会社を辞めて、
そして、あれから、
たった3回会社からお給料をもらっていないだけのこの期間、
私は、自分の細胞が、
全とっかえしてしまったような気がしています。
毎日毎日、知らなかったことがわかり、
ちょっとづつ生まれ変わっていくような、
不思議な気分です。
激動の、
でも必然の、
試練の、
そして感謝の、
3ヶ月間でした。
思い返しただけで、
胸がドキドキしてきます。
よくもまあ、いろんなことが
起こったものだ。
そして来年も再来年もこれからずっと
これは続く。
これよりもっと加速して。
生きてゆくということは、
すごいことだなあ。
でも、うれしいことだ。
来年の年末に、
私がどんなことを考えているか、
私がどんなことを体験し、得たか、
きっと、予想を上回ることになるだろう。
ただ、ひとつ確実なのは、
今のわたしより
成長した心を持っているということだけだ。
大人になってゆくということが、
こんなに意義深く、
幸せなことだということを、
どうして誰も教えてくれなかったんだろう。
って、不思議に思います。
未熟な私の耳は、
それをキャッチできなかっただけなのかな。
大人はなんとなく、
薄汚れていて、
不自由で、
世間ずれしていて、
自信がなくて、
疲れた顔をしている。
そんなイメージが強かった。
そしたら、未来はきついよなあ。
歳をとると、よくなくなっていくなんて。
でも、
そう思っていた私のときは、
それは真実だったけれど、
今は、「あらまあ」というくらい、
違う景色が見えています。
若いころは、存在さえ知らないから、
予想も想像もつかなかったことが、
毎日毎日登場して、わたしを驚かせる。
女の人は、
若いときが一番綺麗で、
そのあとは、しわができたり、
しみができたり、白髪になったり、
肌にはりがなくなってきたり、
っていうのと別の世界で、
女の人はもっと綺麗になるし、
もっと賢くなるし、
たくましくなるし、
やさしくなる。
それは男の人もですね。
世の中でどんな事件が起こっても、
ひとりひとりの心の中の世界は、
美しく成長してゆける。
それが、最後には世の中を変えてゆく
ただひとつの力になるのではないかしら。
今は、そんなことを考えています。
今年最後に、谷川俊太郎の詩「あなたはそこに」
の一説を、
紹介して終わりにします。
ほんとうに出会った者に別れはこない
あなたはまだそこにいる
目をみはり私をみつめ くり返し私に語りかける
あなたとの思い出が私を生かす
早すぎたあなたの死すら私を生かす
初めてあなたを見た日からこんなに時が過ぎた今も
「Kiss」 谷川俊太郎+谷川賢作 3500円 より
(谷川俊太郎氏の詩の朗読と、ピアニストの息子さん谷川賢作氏の
音楽が入ったコラボレートCDです。)
今年出会ったすべての人
今年別れたすべての人
これから出会うすべての人
何百回言っても足りないくらいの
ありがとうをおくります。
うーーーーーん。
届け届け届け届け。
今わたしがここに存在しているのは、
全部その人たちのおかげで、
あなたのことを想うと、
わたしの胸の奥は
いつでも温かくなります。
ありがとう。
さあ!来年もがんばるぞ!
みなさん、よいお年を!
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