第135回「2005年しごと集」


ニーハオ、ニホンコンです。
去年は結婚式に精を出したり、
個展をしたり、旅に出たりと
遊びまくりだった為、2005年は
仕事をしよう!と思ったニホンコン。

そう思った矢先から沢山の方から
お話を頂き、仕事に恵まれた一年でした。

今日は総まとめとして、
その中から一部を紹介したいと思います。


1、中国映画「天上草原」



パンフレット&ウェブでの映画解説。
中国の内モンゴル自治区を舞台にした
ヒューマン映画。中国の中の内モンゴル
という少数民族の文化や風習などをニホンコンが
紹介。

ウェブの解説はこちら。

この中の「天上草原の世界」がそれにあたります。


2、「新発見日本!関東篇/関西篇」



JAA亜細亜航空から発行された
日本の観光ガイドブック制作。
関東篇と関西篇の両方を作りました。
これは台湾の空港や日本亜細亜航空の
機内などで配られているそうです。

当初の予定より長引いて大変だった仕事。
おかげさまでデザイナーさん達とは、自宅に
飲みに行くほど仲良しになりました。


3、雑誌「BAZAR(台湾)」
「草間弥生」関連記事翻訳



去年制作のバイトでお邪魔した
草間弥生スタジオ。センセイ(普段はこう呼ぶ)が
台湾のファッション誌に載り、その内容を
翻訳しました。直訳すると「奇々怪々なバアさん」
というなんとも失礼な表現!にニホンコン頭を悩ます。


4、SPACE SHOWER TV
ASIENCE Presents 「LINA PARK LIVE」
インタビュー



前職だった放送局からの仕事。
何とこれは英語のインタビュー係。
ニホンコン、英語は日本語に毛が生えた程度しか
できませんが、英語インタビューは前職時代に経験が
あったので、なんとかなる。(というか何とかするのだが)

リナ・パークとは、韓国人の歌姫。
要は「韓国の宇多田ヒカル」だという。緊張!
LA生まれの現在NY生活というので、バリバリ
アメリカ人なワケであるが、ガイジンさんに向かって
インタビューする時には2つだけポイントを押さえておく。

1、会って開口一番「私の英語ヘタクソだから、
分からなかったら聞いて〜」と、先に申告しておく。
こうすると、少し手加減してゆっくり喋ってくれたりするのだ。

2、とはいうものの、自己紹介、インタビュー内容、
そこから派生しそうな話題のアドリブなどは、
事前に全て暗記しておき、カンペは絶対に見ない。
あまりにしどろもどろも失礼なので。

インタビューは言葉の問題もあるけれど、
それ以上に、一瞬のうちにその人と打ち解けて
笑顔で答えてくれるべく努力が必要。

幸いにもニホンコンは、存在自体が威圧的でもなければ、
恐縮されたり、嫉妬されたりする程 美人でもないので、
その点はあまり心配はないのだけど。

後はカメラが回っているので、多少聞き取れないところ
があっても、だいたいの内容をつかんでおけばOK。

と楽観的に考えているので、いつも後が大変。
この時も、翌日から4日間家に籠り、
何百回もビデオを見て内容の翻訳をしてました。


5、マレーシア版ファッション雑誌。
東京カルチャー紹介記事/翻訳

これは日本語→中国語翻訳。
東京在住のジュエリーデザイナーさんが
毎回日本の最新ファッション、カルチャーに
ついてコラムを書いています。

これをニホンコンが中国語に
翻訳するのだけど、最先端の情報が
オンタイムで聞けるのが楽しく、またそれを
中国語に訳すのがこれまた難しくもあり
経験にもなり・・。

これは来年の夏くらいまで続く予定。
その頃にはニホンコンの文章能力も
だいぶ伸びてる(予定)。



今年は色んな種類の仕事を頂いたのもありますが、
何よりもよいパートナーと巡りあえ、苦しくも
楽しくお仕事させてもらいました。時間がなくて
深夜のファミレスで作業もしたし、時間がノビノビに
なってオフィスに缶詰にされたこともあったけれど
過ぎてみれば、どれもよい思い出と経験です。

2005年は本当にありがとうございました。
2006年もまた、宜しくお願いします。


12月27日 坂下日本/香港

Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ]
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