第129回「去年の今頃は」
中国におりました。
ニホンコンです。
いきなりでびっくりするかもしれませんが、
先週東京にて警察に捕まりました。
理由は高速道路でのスピード違反。
80キロのところを110キロくらいで
走っていたため、西部警察みたいな
覆面パトカー(普通車のアタマに赤いランプ搭載)
に追いかけられ、結果、道路脇に停車させられる。
運転していた相方が車に連れて行かれ
しばらく帰ってこず。
かくいうニホンコンは「高速で停車するなんて!」
と滅多に無い機会に、ここぞとばかりに外に飛び出し、
写真を撮り、道路を歩いたりしておりました。
脇には車がビュンビュン走っており、
「おおーコワイコワイ」と思いながら
壁にへばりついて眺めておりました。
時速100キロ近い車は、運転中の車から見ると
何ともありませんが、立ち止まって見てみると
2車線くらい向こうからでも
「ぶわっ」と突風が吹きつけるんです。
あ、小さなお子様は(大人もそうか)
危険ですので決してマネしないでください。
今の季節、東京で抜けるような青い空を見ると
「ああ、去年の中国の空もこんなだったなー」と
懐かしい気持ちになったりします。
「雲南省、麗江の古城内」
朝の豆乳や蒸しパン(味無し)も
日本より少し寒い11月の中国の朝に
よく似合い、たった30円くらいで
幸せな気分になったものです。
「朝の定番」
道端では、「あーちょっとスイマセン」的な
目くばせをしまくり、人々の一瞬の顔色を伺いながら
写真を撮っておりました。
「北京の路地端」
このおじいちゃんは旅中、一番ニコニコしてくれた人。
聞かれてもいないのに、押し付けがましく
「日本から来たばっかりでね・・以前留学をしていて・・
今回は久しぶりで・・」などと、自己紹介をしまくるニホンコン。
それでも、おじいちゃんは嫌な顔ひとつせずに
「そうかいそうかい、そりゃよかった」と
笑顔で聞いてくれました。
一方連れていた犬は警戒ぎみで、
終始ニホンコンに向かって吠えておりましたが。
また、ニホンコンの旅は、次の目的地に向かう移動の中で
情報を得る、果てまた現地でよくしてくれるアテも作って
現地に赴くという、非常に綱渡り的ライブ旅であります。
「初乗りは10元(150円)」
その1つ、タクシーでは、その土地の生の情報が聞け、
また景気がいいのか悪いのかが最も良く分かる
物差し的存在であります。
「最近もうかってるんですか?」
から始まり、天気や土地のウマイモノ話など
を聞く。そんな時間が楽しかったりするんです。
中国写真も話も山ほどあるので
少しずつまた、お話していこうかと思います。
11月15日 坂下日本/香港
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