第127回「LA写真館〜前篇〜」


ニーハオ、ニホンコンです。
今日はようやく人様に見せられる写真が
最後の1本のフィルムから見つかりました。

ニホンコンが見ていたLAは、
おおよそこんな感じでした。

















今回の旅行もごっそりフィルムを持って行き
重たいカメラ2台と記録用のデジカメを持参。

今回は抜けるような青い空とまぶしいくらいの
色鮮やかなものたちが待っていると聞き、
さぞかしいい写真が撮れることだろうと
過度な期待と野望を抱き乗り込んだロスアンゼルス。

事前より、入念にフィルムはこれ、カメラはこれ、
現像はここで行けばカリフォルニアの空は
このくらい青く出るだろう、と
珍しいほどの緻密な計算をして臨んだ。

が、どうやらこれが最大の仇となったようだ。

あがった写真を見てみると
「もっとなんかあった筈なんだけどなー」
何かはワカラナイけど何か足りない写真が
何百枚も続く。

只、1本だけ実験用として
持って行ったフィルムがあり、
出来上がりがどうなるか全く
予測がつかなかっただけに
何も考えずに撮ったものが
一番しっくりきました。

最後の1本には、
見たまま感じたままのLAが
たくさん詰まっていました。

今年は写真を撮り始めて10年目の年でした。
まだ知らないことが山ほどあるんだと再認識。


11月1日 坂下日本/香港


Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ]
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