すでに語ることでもないが、あえて言わせていただきたい。
私はダウンタウンを愛している。

先日彼らについてのあるエピソードを聞き、
胸がぎゅっと締めつけられるように切なくなり、そしてうれしくなった。
それはガキの使いが始まった頃の話。
トークで客の笑いが少なかったことがあり、音響さんが編集で笑いを付け足したという。
その事を知った二人は、音響さんにこう言ったそうだ。
「 もっと笑いがとれるように頑張るから、笑いをごまかすような事はしないで欲しい 」と。


ダウンタウンがいる時代に生きる事が出来て、私は本当に幸運だと思う。
人生がこんなにも素敵なものになったのだ。


そんな笑いの神、ダウンタウン人志松本のすべらない話をご存知だろうか。
ただただすべらない話をするという、シンプルだがシンプルだからこそ高度な技術が試さ
る番組である。
もし私にオファーがきたとしても、断固としてお断りだ。


「すべらない話」は今回で3回目。
その貴重なメンバーに選ばれし芸人は、どれも話術に長けた者たちばかりである。
中でも抜きん出て上手いのが、千原Jrだ。
主に兄・靖史のエピソードなのだが、話題豊富な兄を持っていることもさる事ながら
彼の話には引き込まれる何かがある。
あのハスキーな声がそうさせるのか、
それとも彼の持っている陰の部分に魅了されるのか。


次の放送は年明けだろうか。また楽しみが増えた。


楽しみといえばもう一つ。
ダウンタウンの新番組「リンカーン」が始まった。
初回スペシャルは夫と二人、大興奮だったのは言うまでも無い。
その夜はワインで祝杯だった。
乾杯の音頭はもちろん「リンカーン!!!」   ほんとにバカ夫婦だなぁ。

千田なつみ Presents [ 笑い道]
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