第120回「インド写真館2」


ニーハオ、ニホンコンです。

日曜は選挙がありました。
なんというか、から騒ぎとでもいうのか。
何かのコラムで読んだのですが、
「誰に投票したいかじゃなくて、棄権するのも
なんなんで、『まだましそうな人』に投票しています」

確かに。

もっと魅力的な人たちばかりで
誰に入れようか悩むくらいの選挙に行きたいと
真剣に思うニホンコンであります。

さて、気を取り直して、引き続き写真コーナー。


「ジュース屋」



ラッシーで「氷が大丈夫!」だということに
味をしめたニホンコン。そこからは、目についた
水モノを飲みまくることに。

街のジュース屋。
気に入った果物を指差すと
それを潰してジュースにしてくれる。
ちゃんと氷を浮かべてアイスにしてくれたり
ミキサーのようなもので軽いシャーベットみたいな
ものにしてくれたりするところも。

シロップを沢山入れて、甘い果物ジュースが
できあがり。大好きで見つけると必ず
飲んでいました。お腹を壊さなかったのが奇跡なほど
汚いジュース屋でした。

ちなみに写真手前の瓶は「ざくろの粒」。


「仕立て屋」

インド人は写真を撮られるということに
あまり抵抗がない模様。

中国などは今だ「魂を抜かれる」かの如く、
カメラを怖がる人が多い中、「オレの写真を
撮ってくれ!」とばかりに寄って来る人民が
ワラワラと集まって来るのだ。



これは洋服の仕立て屋さん。
「写真を撮ってもいいですかー?」
と聞くと「チョット待テ」と言われ、
おもむろにメジャーをシュッと首に巻き付ける。
(赤と白の細いヒモがソレです)

流石、オジさん、よく解っています!
こういう演出を自らしてくれる人は
ニホンコン大好きなのであります。


「郵便局」



町の小さな郵便局。
絵はがきを送ろうと赴いた時のものです。
オジさんが沢山ある手紙やハガキに
素早く「バンッ!バンッ!」と
スタンプを押しているところです。

この時、その手元を撮りたくて
カウンターから身を乗り出して
最後は「サガリナサイ」と叱られたニホンコン。


余談。

選挙話などをしていたら
ニホンコンがお話している
インドという国はどういう国の治め方を
しているのだろう。と考えてしまった。

印象的だったのは、電車の中で話しかけられた
インド人の女性に「インドは好きですか?」
と聞かれた時のこと。

「アイ ラブ インディア ベリーマッチ!!」
と答えたニホンコンに、女性は言う。

「だってアナタは観光客だもの」

確かに。
英語が綺麗に喋れて電車に乗れるような
インド人から見たインドは、
考えることがあまりにも多い状況なのでしょう。

それからというものニホンコンは、あまり現地の人の前で
はしゃいだりすることがないよう 気をつけたものです。

余談2。

インド話の途中で何ですが、
17日(土)〜25日(日)まで
家族旅行に出掛けます。

行き先やいきさつは
来週のニホンコンでお話するとします。

それでは、また。

9月13日 坂下日本/香港

Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ]
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