第114回「FUJI ROCK FESTIVAL '05」
ニーハオ ニホンコンです。
山形のレポートが終わったと思ったら
バタバタと身支度をし、行ってきました
フジロックフェスティバル05!
これは、フジと言いながら富士山ではなく、新潟の苗場にて
行われるロックのお祭り、というか音楽のお祭り。
3日間、計5つのステージで
国内、海外含め沢山のアーティスト
が3日3晩歌い続けてくれるというもの。
しかも場所は苗場スキー場一帯を使った
巨大な空間。毎年10万人くらい訪れる
とても大きなイベントなのです。
お客さんはそれぞれキャンプをしながら
昼間はビールを飲み、音楽を聞き、
寝たり食べたり踊ったりしながら
過ごすなど、それぞれの楽しみ方をします。
言ってみれば巨大キャンプに音楽が
くっついて来た、という感じでしょうか。
ニホンコンは数年前、勤めていた会社で
アーティストのインタビュー係として
このイベントに参加したことがありました。
当初「ヤッホー」と思ったものの、やっぱり
仕事は仕事でしかなく、全くイベントの醍醐味を
享受できないまま帰って来てしまいました。
というワケで今回が事実上初めての参加。
生憎、お天気に恵まれず、
3日間、3日目の昼間を除いて
殆どが雨、雨、雨。
でも楽しい、楽しすぎでした。
いやー、その楽しさといったら、
子供の頃に戻ったような楽しさ。
全てのことがワクワクするというか。
何が子供に戻ったかというと・・
● ご飯やさん巡り
小さい頃に町内のお祭りで
普段持たないお金を持って
お店をまわるような気分。
大人になった今は
「どんだけ美味いものにありつくか」
がポイント。
ここフジロックでは美味しいものが沢山。
デジカメの調子が悪かったのでニホンコン画伯の絵で
スイマセンが。
● 寝どころ
ニホンコンは車中泊。
ステップワゴンに布団を積み込み
夜はワインを開けて宴をしたりして
小さい頃に憧れた「基地」が完成。
軽い朝ご飯を食べたり、歯磨きができたりと、
さながら家状態。ニホンコン、夜逃げをしても
数日は逃亡しながら車中で暮らせる自信がつきました。
● トランシーバー
これは子供が誰しも憧れる代物。
もちろんニホンコンもサンタさんにお願いしたくらい。
今では携帯電話という便利なツールがあるから
今どきの子供なんて見向きもしないかもしれないけど。
山奥+10万人の人が一斉に電話をかけるので
場内は全く携帯が通じず。一緒に行った相方との
連絡ツールは専らこのトランシーバーで。
初めて使うトランシーバーでは
「ハイ、ニホンコンです、『どうぞ〜』」と。
何十年も言ってみたかったセリフです。
● 雨の中をずぶずぶと
ニホンコン、暑さ寒さ対策はバッチリだったが、
「雨」だけは予想外でした。毎回旅行は「快晴」の
自分は「晴れ女」と信じてやまなかったのが凶と出る。
でも、雨でも楽しい。
なぜなら、小さい頃に風邪をひくから
ダメと言われていた
「雨でずぶぬれになりながらハダシで歩く」
これが堂々とできるんです。
レインコートもビタビタになりながら
カレーライスみたいになったドロドロの地面を
ずぶずぶと歩くんです。
ただ、このフェスに参加するにあたり、
せっかくこれ着ようあれ着ようと持って行ったものが
ものの30分でレインコートを着てしまい、
全く意味がなくなってしまった。
あまりにも悔しいのでニホンコンが
2日目にしていた格好をここにて披露。
あ、肝心のライブ。
もう朝から晩まで精力的に動き回り、
普段見れないアーティストの歌声も聞けたりと
本当に大満足。
はしゃぎまくって踊りまくった3日間でした。
終わってみて思ったのは、このイベントは
子供の頃のお祭りのようでした。
小さい頃年1回の夏祭りが楽しみで、
当日はなんかものすごい楽しくて、
終わるとちょっとだけ寂しくなったりする。
そんなのに似てるんです。
今は祭りの後のように
少しぼんやりしながら
「あー早くこないかなー来年」という気分。
小学生の夏休み、復活なり。
余談ですが、昨日から8月。
今年に入ってから7月まで、猛スピードで
外から色んなものを吸収しまくりました。
そろそろアウトプットの時期に来ましたので
これからは少し写真に集中してきたいなとおもいます。
「履いていたスニーカーはドロドロ」
8月2日 坂下日本/香港
![]() |
Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ] All rights reserved by Kaori Sakashita & SAKRA 2005 |