第113回「山形の旅〜続編〜」
ニーハオ ニホンコンです。
大興奮の山形の旅。
日本の旅ってこんなに楽しいもんだとは!
というのが一番の感想。
また、山形のお家のみなさんが
素晴らしい旅コーディネートをしてくれ、
そのセレクト、美味しさ、時間に至るまで
完璧なまでの旅程だったのです。
本当に感謝。
さて、2日目からのお話を。
酒田から山形市へ一路、車を飛ばす。
途中、のどかな風景の中に
風力発電などがあり、その壮大さに圧倒される。
ニホンコンは旅の中で好きな時間の上位に
「移動時間」が入る。
のんびり風景を見たり、お喋りしながら
乗り物に揺られる。
贅沢だなあーと思う瞬間なんです。
山形市に戻ると、これまで見ていた風景と一変した
デパートや商店街の風景で
ものすごい都会に帰って来た気分。
この日のディナーは山形のお家で郷土料理を頂くことに。
お母さんは手際よく準備をしていて、
一緒に温泉に行き、往復の運転までしてくれた
ナホさん(イトコの旦那さん妹)は
もう「ずんだもち」作りに取りかかっている。
「手慣れた様子で枝豆をすりつぶしています」
なんだか野菜たちも新鮮に見える。
さすがおいしい空気とおいしい水で育っただけあって
野菜たちも心なしかのびのびしているようでした。
「アスパラもよく肥えていました」
そして出て来た料理は
ニホンコンが初めて食べるものが2つ。
「玉こんにゃく」
丸いこんにゃくが串刺しになっていて
芥子を付けて食べるのです。
んもうこれが美味しくて美味しくて、
こんにゃくって煮物にちょっと入れる程度で
「腸をキレイにするから最後に食べるモノ」と
思っていたニホンコンは目からウロコ。
いただきます直後からムシャムシャ食べました。
後ろに見えるワインはスキーのメッカ、蔵王名産の
ワイン。これもまた、飲みやすくて美味しいんです。
「ずんだもち」
これがもう、美味しいのなんのって。
しかも色がとってもきれい。
おかあさんの「沢山食べなさいよー」の言葉通り
本当にたっぷり頂きました。
美味しいご飯に大満足。
こういう家庭料理でおもてなしができる
土地を、本当に素晴らしいなあとおもいました。
家族のみなさんもとても愉快で
その日は沢山ご飯を食べ、沢山お酒を飲み
沢山お喋りをして、楽しい夜を過ごしました。
ニホンコンもちゃっかり、自己紹介兼、近況報告として、
個展の時に作った中国のアルバムをひろげ、
すっかり家族の一員になった気分でくつろぐ。
「家族の皆さんは本が大好き、所狭しと本が並んでいました」
さて、最後の日はそもそも山形に行こう!の発端となった
メインイベント「さくらんぼ狩り」。
でも、ここまでの旅の日程を振り返っても
全てがメインだったような気がするが。
さくらんぼは丁度旬を迎えていて
その真っ赤でつやつやのさくらんぼたちを
もいでは食べ、もいでは食べの連続。
もう、どのくらい食べただろう。
数えておけばよかったけど、
ものすごい量を食べたということだけは確か。
ニホンコン、初めて
「さくらんぼでお腹がイッパイになる」という
おもいをしました。タネの飛ばし方のコツも
教えてもらい、ビニールハウスの中で
そこら中にプップッとタネを飛ばしまくってました。
「いろいろ教えてくれた係の人
ずっと腰に手をあてて喋っていた」
「さくらんぼ、というと、いつも
こういう双子のやつをイメージします」
ニホンコン、
ニッポン再発見の旅でした。
本当に楽しかったー。
コーディネートしてくれた家族の皆さんには、お礼に
手作り旅アルバムを送ったところ、とても喜んでもらいました。
さて、そろそろ梅雨も開け、本格的な夏到来です。
ニホンコンはこの夏、遊んで、サーフィンして、
仕事して、写真撮って、お酒飲んで、の
5本立てで走り抜けるつもりです。
7月26日 坂下日本/香港
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