梅雨明け



7月9日(土) 雨
夫のピザ(2種類)、ポキ、豚なんこつ肉バルサミコ醤油煮、
ゆで卵のオードブル、カレーじゃが、焼きなすサラダ、レタスのサラダ、
桃のロールケーキ、すももソーダ、など


今日はお昼に子連れのお客さま。早起きできず、大急ぎでおやつのロールケー
キを焼く。もう苺が売っておらず、熟れた桃があったので桃にする。夫は横で、
ピザのソースを作ったり、ピザの具を用意したり。お料理の準備で、コンロは
満席。ボウルは取り合い。昼過ぎに、夫がお客さんを迎えに行く。1年ぶりに
会ったがそんな気がしない。ただ、赤ちゃんだったお嬢ちゃんが、すっかり子
供らしくなっていた。前回みたいに人見知りして泣かず、大口開けてたくさん
食べてくれて、うれしかった。食べて、飲んで、喋って、男衆がピザを焼いた
り、お互いのハワイ旅行の写真を見たり、ケーキを食べたり、お嬢ちゃんと遊
んだり、楽しかった。ずっと放ったらかしにしていたイタリアで買った思い出
のワインも、これを機にやっと開けた。私はまたついつい飲みすぎてしまった
のか、夜になってからひどい頭痛。弱る。今晩は夕飯抜き。外は豪雨。





7月10日(日) 晴、暑い
ほっけ酒干し、焼きピーマンと焼きトマト生姜醤油和え、サラダ、
ワカメとお麩のみそ汁、高菜漬、白ごはん

夫、1日中サッカーで外出。私は頭痛も治り、天気がいいので洗濯と掃除。や
り始めると止まらず、台所を模様替えして、床まで拭く。昼に残っているピザ
を焼いて食べる。夫は日焼けで顔を真っ赤にして帰ってきた。汗臭いから寄る
なと言う。夫はサッカーで水を飲みすぎて、あまり食欲がないらしい。私は1
日中ひとりで家にいたので、おもしろくない。夕食後、久々にスコーンを焼く。




7月11日(月) 晴のち曇、暑い
ラザニア(ニンジン、キャベツ入り)、グリンピースと豆乳の冷たいスープ、
レタスとルコラのサラダ、赤玉ねぎのピクルス、パン、買ってきたケーキ

土曜にしたピザのトマトソースとホワイトソースとチーズが残っていたので、
今晩はラザニアをした。トマトソースは玉ねぎとひき肉、ワインなどを加えて
ミートソースに。夫、月曜から週末みたいなごはんと言う。パソコンの調子が
悪い。夫がガチャガチャやっているが直らず。ケーブル?がダメになっている
みたいなので、明日買ってくる。




7月12日(火) くもり
高菜の玄米チャーハン、冬瓜のスープ、焼きなす挽肉あんかけ、
赤玉ねぎのピクルス、らっきょう

パソコン直らず。夫、めずらしく機嫌悪い(パソコンのせい)。私にも不機嫌が
うつる。夫は、おまけに奥歯(銀歯)がうずくらしい。早めに寝る。




7月13日(水) くもり
韓国料理

今晩は、近所の韓国料理屋食べに行こうと朝から決めていて、夫と駅前で待ち
合わせしたものの、ひどい胃痛(私)。とりあえず一度家に帰り、胃薬を飲んで
横になる。しばらくすると治り、店に向かう。調子に乗って、ビールを飲んで、
マッコリも飲んで、キムチなど辛いもの、プルコギ、ビビンバ、最後のアイス
を夫の分まで食べる。おかげで帰り道、もっとお腹が痛くなる。一方夫は、午
前に歯医者に行って、魂を揺さぶられるほどの衝撃の治療をしたので、その傷
跡が痛みだす。家に帰ってのたうちまわる。私も胃が痛くて、夫の看病どころ
でない。夫、痛み止めを飲んで、私、胃薬を飲んでまで、食べにでかけた自分
たちのいやしさに呆れる。夫は顔を真っ青にして、痛がっていた。その顔を後
で見せてやろうと、こっそり写真を撮っておいく。歯医者は、今日は痛むでし
ょうと言っていたらしいので、仕方ないと言う。帰り道に家の玄関先で、お盆
の送り火みたいな小さな焚き火をしている家が何件かあった。「最近はこれもす
る場所もなくなってねえ」と言いながら、何を燃やしていたが、あれは何だっ
たのか。



7月14日(木) 霧雨/曇
新生姜ごはん、鰯の酒蒸し、つるむらさきと人参のごま和え、
冷やっこオクラのせ、キャベツの冷たいポタージュ、抹茶牛乳

昨夜は、体調が悪く一刻も早く眠りたかったが、隣の家から何やら楽器をする
音がしつこく聞こえてきて、気が狂いそうだった。お昼、会社の近くに来たニ
ホンコンと待ち合わせてお昼を食べる。インドカレーで満腹。今日も夫の帰り
が早く、一緒に夕飯を作る。夜に洗濯を2回する。







7月15日(金) 晴れ
会社の飲み会(夫)
残り物でてきとうに(私)

別に何も書くことなどない日。





7月16日(土) 快晴
さんま塩焼き、大根おろし、人参丸焼き、ピーマン、オクラ(七味マヨネーズ)、
ゆかりのおにぎり、冷奴、桃

起きたら11時。やっぱりパソコンは直りそうにない。放っておいて、わざわ
ざ電車に乗って、行きたかったパン屋に行く。お互い好きなパンを買って、焼
きたてを食べながら、お昼の中華料理屋に向かう。夫は炒飯とビール、私は麻
婆豆腐とビール。「俺はマンゴープリンが食べたいからお前は杏仁豆腐を食べた
らいい」と夫が言うので、言われるままにする。杏仁豆腐は粉っぽくて全然お
いしくなかった。買い物をして帰り、昼寝をし、遅い夕飯。夜、クーラーをキ
ンキンにして、桃を食べる。夫は桃が好きで好きで、庭に種を埋めておけと言
う。子供の頃、桃をたらふく食べたいがためによく種を植えて世話をしたが、
芽が出たためしがないらしい。



7月17日(日)

早朝5時半に起きて、東京駅に向かう。新潟にて1泊2日、ラクロスの合宿に
参加するため。夫は留守番。ちょうど大阪の父が、友人のお葬式で上京すると
のこと。この時季、野外での運動は頭の血管が切れるかと思うくらい熱い。熱
中症に気をつける。宿のお兄さん、お昼に「暑いのにカレーなんて食えねえよ
な」と言うくせに、食べ終わるまで待っている。無理にお腹に押し込んだ。で
も、丸1日思いっきり動いて汗をかいたあとの、ビールとアイスクリームは最
高だった。田舎なので、見たこともない虫がいっぱいいる。ヘビもカエルもい
る。鳥の鳴く声、鶯ホーホケキョ、カナカナの鳴く声がカナカナカナ。夜はみ
んなで花火をして、畳の大部屋に布団を並べて寝た。学生に戻ったよう。みん
なが寝ても、私だけ、こっそりいつまでもテレビを見ていた。悪いので、そこ
そこにしておいた。




7月18日(月)海の日 快晴、猛暑
焼き鳥

午前にもうひと汗流す。体力の限界を感じる。体はガタガタ。太ももが痛くて、
和式トイレは行けない。お昼、宿で冗談みたいなものを食べる。生ハムメロン
スパゲッティー。メロンソースみたいなのをからめたスパゲッティーに、生ハ
ムがペろんとのって、胡椒がかかっている。はじめは何味か分からなかったが、
さっぱりしていて、意外とおいしい。帰りの新幹線で食べた笹だんごがおいし
かった。私は上京していたお父さんとすれ違いで帰宅。お土産は越後のへぎそ
ば(海草が入った蕎麦)とかんずり(唐辛子の調味料)。夫はキリスト式のお葬
式(父の友人の)でカメラマンを任されたらしい。はじめてのことで戸惑いな
がらも、最後には乗ってきて、一瞬、教会で結婚式の写真を撮っているのと勘
違いしたらしい。冷蔵庫にはお父さんが持ってきてくれたお母さんの手作りパ
ンが入っていた。焼き鳥を食べながら、お互いの出来事をさんざん話した。パ
ソコンはウイルスにやられていたらしい。「お前がやったに違いない」と言う夫。
直ったのだから、もう私のせいでもいい。

7月19日(火) 晴れ
ざる蕎麦(越後のへぎそば)、大根おろし、かき揚げ(人参、牛蒡、玉葱)、
かまぼこ、フルーチェ(桃)

朝起きたら汗だく。夫は膝のうしろにあせも。今晩は早速、新潟で買ってきた
お蕎麦を茹でた。てんこ盛り。この前の山形のお蕎麦の方がずっとおいしかっ
た。


7月20日(水) 曇のち晴、朝夕涼しい
昨夜のかき揚げのどんぶり(夫)
お菓子教室(私)

今日のお菓子教室はチョコムースとバナナのケーキとブランマンジェ。チョコ
ムースには4種の洋酒(ワイン、ラム、キルシュ、コアントロー)が入ってい
て複雑な味。「これはお子の食べるものではございません」と、先生。


7月21日(木) うっすら晴れ、夕方から曇り
豚カルビ葉っぱ巻き、納豆玄米炒飯、大根ぴり辛サラダ、寄せ豆腐の冷やっこ、
韓国海苔と卵のスープ

早くも夏休みの新幹線をとっておく。また夕飯前に胃が痛くなる。薬を飲んだ。
「食べても、食べなくても、お腹が痛いなら食べる」と私が言うと、夫は「そ
うしたらいい」と言う。デパートのまわりで祭りをしていた様子。帰り道、お
囃子が聞こえ、浴衣を着た子供をたくさん見かけた。





7月22日(金) 薄い晴れ、夜とても涼しい
ボンゴレスパゲッティー、焼きオクラ、ニンジンと大根のサラダ

桃を3つ買って帰る。






冬瓜のスープ

【材料】

冬瓜   正味500g
鶏がらスープ   3カップくらい
酒   大さじ1
塩、胡椒   少々

【作り方】

1. 冬瓜は種とわたをとり、大きめの四角に切って、皮をむく。
2. 鍋に冬瓜と鶏がらスープを入れて、火にかける。煮立ったら弱火にして冬
瓜がやわらかくなるまで煮る。
3. 塩、胡椒で調味し、器に盛って、再び胡椒をぱらりとひく。
※ とろとろの冬瓜がおいしい。


それでは、また再来週!


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