第112回「山形の旅」
ニーハオ ニホンコンです。
旅話で続いているところに、
先月ちょっと足を伸ばして旅をした「山形」。
2泊3日という短い時間でしたが、山形の旅は
「サイコウに素晴らしかった」んです。
この感動を誰かに話したくて、
今回は旅報告を。
まずは、そもそもの話から。
ナゼ山形か。
答えは
「イトコの旦那さんの実家があるから」
近いようで遠いようだが。
自分の実家でもなければ嫁ぎ先でもない。
ましてや「人」の「嫁ぎ先」の「実家」。
図々しいにも程があるのだが、
「行ってみたいわ〜」のラブコールを送ったら
「いらっしゃい〜」との返事を頂いたので。
ニホンコン、そのお言葉、しっかり鵜呑みにさせてもらい
その「イトコの旦那さんの実家である山形県」
を訪ねに行くことになったのです。
それでは、旅の報告です。
1日目:山形〜鶴岡
新幹線で3時間ほどで到着した山形市。
早速山形市でイチバン美味しいと評判の
お蕎麦屋さんに連れて行ってもらう。
「板そば」
「板そば」というものを初めて食べたニホンコン。
いやーもう最初からノックアウト。
こんなお蕎麦ってしっかりした味だったっけ?というくらい
美味しくて、早くも「山形サイコー!!」モード全開。
それから今日のお宿に向かう。
この日は実家にお泊まりではなく
日本海側にある「鶴岡市」というところにある温泉宿に。
そういえばニホンコン、国内旅行より中国国内旅行のほうが
断然数が多いため、景色を観ても「うわー中国のドコドコみたい!」
という感想がやたら多い。
道中に見える田んぼの風景を見ては
「うわー、雲南省の大理みたいだ!」と大騒ぎ。
「雲南省、大理みたいな山形」
宿はとってもキレイな和風のホテルで
私とイトコ、そして今日と明日のナビゲーター
イトコの旦那さんの妹さん(ややこい)3人は大喜び。
女を3つ書いて姦しい(かしましい)という字の如く
その晩はお酒を酌み交わしお風呂に入り
尽きることの無いお喋りに花を咲かせました。
ニホンコンは寝る時に隅っこがコワイからと
3つ敷いてある布団の中央を真っ先に陣取り、
オヤスミナサイも言わずグウグウ寝ておりましたが。
2日目:鶴岡〜酒田
朝から長ーいお風呂に入り、ご飯をおかわりしてしっかり2杯食べる。
ここ山形は食べ物が美味しくて、お酒もお米も果物も産地という
とても恵まれたところ。昨晩も日本酒をグビグビ飲む2人を横目に
ニホンコンはご飯をガツガツ食べました。
この日は鶴岡を北上し、酒田市という、これまた海沿いの町に向かう。
ここは有名なリアリズム写真家の「土門拳記念館」があるところ。
「有名な建築家によって作られた記念館
中にも有名な芸術家によるオブジェがあったりと芸術色豊か」
「入り口にて/自分で写真を撮ると自分の写真がないので
こうやって記録を残すのです」
上の写真はじっと固まって解説を読むお掃除のおばちゃん、
何度読んでも理解できないと言っていたので
ニホンコンの私見たっぷりの解説の解説をしたら
とてもよく分かったと喜んでいた。
大丈夫か?
ここの感想はというと、
それはそれはもう、スゴイの一言。
写真を越えて「コレ、本物じゃん」の域というか。
ニホンコン、沢山パワーを頂きました。
そんなエネルギッシュな展示の数々。
あまりの感動で軽くクラっとするまま、お昼に向かうと・・
ウヒョー!
「お寿司」なんです。
そう、酒田市は海沿いの町で、魚介類も豊富。
もう入り口カウンターからヨロヨロしちゃうくらいのネタたち。
頂いたのは特上。
美味しいったらありゃしない。
「これトウキョウで食べたら高いよ!」
と感動しながら一口ごとに涙するニホンコン。
二口目くらいから「酒田、次いつ来ようかしら」と
考えるくらい、ニホンコンにとって、ここ酒田は魅力的な場所でした。
おっと、長くなりそうなので
続きはまた来週にお話します。
来週の予告は
2日目:山形市に戻り、山形の郷土料理に舌鼓。
3日目:さくらんぼ狩りで腹いっぱい
「ドライブの途中にて」
7月19日 坂下日本/香港
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