一週間のごぶさた、今週のbouncyです。
さてさて、梅雨、、、なのかどうなのか。
関東地方、今日は降っていますねぇ、、、
雨って、濡れるし、いやだなぁと思うんです。確かに。
でもあるとき、思ったんです。なんで濡れると嫌なのかと、、、
まあ、かばんの中に書類が、とか、今から人に合うかから、とか
いろいろあるんですが、それがなかったら、別に理由がない。
あとは帰って、暖かい風呂にでも入れば、問題ないんですよね。
自身のことではなく、結構相対する何かに対してのことで、濡れたくなかったのかなと。
で、そう思って、かさをささずに歩いてみると、結構楽しかったりするんです。
ポケットにはipod。意外と少々の濡れくらいなら大丈夫。
ざんざん降りのなか、レイハラカミを爆音。
完全に、いけます。もう、雨の中泳いでます。
そういえば、子供のころから、雨が降ったら傘をさす。常識的に、反射的にそうなってました。
それを超えると意外と楽しい、、、、まあ、すれ違う傘をさしている人たちは、
あぁ、、、あの人は、、、、、、、、、、、と思うんでしょうが。
まあ、いんですよ。常識的に振舞うことが常識なのですが、(人に迷惑をかけないこと前提で、)常識的でないことをするのもいいかなぁと思う、梅雨の日でした。
ちなみに、今日は傘をさしています。
あ、、、そういえば、傘をさすのが嫌いだ!といって、
会議でも何でも傘をささずに行く人を知っています。なんだか良いなと思いました。
で、今日はあれですよ。さっきも出てきたレイハラカミです。
新譜を買ったので。ではでは
[lust]/レイハラカミ
CDを再生した瞬間、あぁ、、、いいなーと思わせることのできる
ミュージシャンは、いま、世の中に何人いるだろうか?
つまりは、音だけで、心を動かせるミュージシャン。
ギターのコードだったり、ピアノの音だったり、歌声だったり。
その音が、自分のいる空間に満たされた瞬間に心が動く、、、
そんなミュージシャンがどれほどいるだろうか?
レイハラカミはそれができる1人だと、あらためて確信しました。
人の心を動かすには電子楽器は、、、、なんてよく言うことですが、そんなことは
絶対にないと、レイハラカミは教えてくれました。
まあ、彼の場合は、様々な意味で特別なのですが、、、
正直、全曲聴いて最初に思ったのは、相変わらずだなぁと。
いつもと同じ。だなと。
でも、いいんだよなぁ、、、、、。彼しか出せない音だもんなぁ、、、
いつも思うのですが、彼の作り出す音は、発明だなと思うのです。
ギターの音や、ピアノの音のように、、、、
いや、彼の音は歌声と同じ、ビョークや、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンのような、
その人にしか出せない、ワンアンドオンリーなのですよ。
曲は今回も、すばらしい。矢野顕子さんは、世界遺産だ(CD帯より)と言っています。
点描画のような緻密さの中にある揺らぎ、とても心地よく、そして、水の中のようです。
何よりも、彼の曲はいつもそうなのだが、インストなのに歌が聴こえる。
そして、美しい情景が広がる。巷にあふれるウリモノ音楽の詩より、断然、詩的な音楽。
言葉は要らないのだと、、、思い知らされます。まあ彼ほどの才能があればの話ですが。
で、なんと今回、本人が歌っています。
はじめは、その話を聞いて、あぁ、、、歌っちゃったか、、、と思いましたが、、、
しかも名曲 細野晴臣 作「終わりの季節」カバー、、
大丈夫か、、、と思ってましたが、聴いたらサイコーでした。
ああ、こういうアレンジがあるのかと、思ったうえに、歌声がなかなかいい。
細野的な感じでいい。
歌が入った曲を聴いて思い出したのですが、その昔でた、Jungle Smileの虹色シネマというアルバムが、こんな雰囲気もってたなあと。思い出しました。
と言っても年に一度は聴く名盤です。(ちょうど今時期おすすめ)
今年、注目の一枚です。買え!買うんだー!!!!
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