其の35「チェコっと」





2週間ぶりのご無沙汰、れいじです。
もともとニホンコンが中国にいってたり、ムカイくんがドイツにいたり、
ムトーくんが大分にいたりと、ワールドワイドな話題が豊富なSAKRA.JPですが、
今年になってれいじも途端に海外づいてきました。
今年はじめのタイに続き、今度は東欧のチェコに行くことになりました。
うーん、続くもんだ。
仕事とはいえ、良い経験ができてうれしい限りですが、エコノミークラスの為、
今から肺塞栓症におびえています。ファットもこういう時は困りものです。

ちなみにチェコは向井くんのいるドイツの隣で、直行便はなく、片道15時間近く
かかります。エコノミークラス症候群ヒット率は激高です。
そんなこんなで最近忙しくしていたのですが、プラハという名前は聞いたことは
あるんですが、他に知識がなく、せいぜいサッカー選手の名前を何人かいえる程度。
これではいかんと、最近はチェコ情報を仕入れたりしてます。
そういう時間が一番楽しかったりする、修学旅行まえの気分です。


「MONSTER」 浦沢直樹 著


なので、今回はチェコに関わる漫画をご紹介。
この漫画の重要なポイントになる場所「511キンダーハイム」。
チェコ出身の童話作家がつくった孤児院の名前。
普通の子供がモンスターへと変わってしまった場所。
この漫画で、子供達がいた頃はまだ、チェコスロバキアだったが、東欧の歴史が
物語のシーケンスに大きく関わる、浦沢直樹一流のサイコサスペンス。
其の18でご紹介した「マスターキートン」と同じく、作者の東欧情勢への
関心の高さが伺える、非常に社会派なお話。
少しこ難かしい話も多いのに、すらっと読めるのは構成力の賜物だと思います。
同名でアニメにもなっているので、漫画を読まない人にもお勧めですよ。


さてさて、次回はチェコに行っているため、お休みです。
1ヶ月後、帰国すぐですが、色々ご報告します。
では、また来月



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