其の33「ブリリアントな夜」


どうも、ファットれいじです。
12日の夜、渋谷に来て下さった方々、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
残念ながら来れなかった方々は、次回は是非いらっしゃってみてください。

さて普段は土曜日に考えることが多い娯楽処、今回は土曜日がイベントということで
日曜にやろうと思っていたのですが・・・朝まで飲み続けていたので遅くなってしまいました。

しかし今回のブリナイ2、仕事の都合で遅くなってしまったのですが、
色んな人に来ていただいて楽しかったです。
前回と同じく会場として快く提供していただいたビブラビの臨時スタッフにスタイリストさんがいたり、
世田谷からいらっしゃった人達の中に、れいじが仕事で良く行く会社の方がいたりと、
意外な出会いもありました。

こんなに広い世界であの時間を皆さんで共有できたことは本当にブリリアントな事でした。


「シザーハンズ」 ティム・バートン監督


もう公開から14年も経っているのに全然面白さが変わらない素敵な映画。

簡単にいうと、両手がハサミでできている人造人間が、人間に恋をしちゃうってお話。
両手がハサミなもんだから、特技で木や犬を彫刻みたいに綺麗にカットできるのよ。
ラストに、ハサミで氷の彫刻をつくってる人造人間の氷の粉の下で踊ってる女の子のカットがあるんだけど、まさにブリリアント。
女の子は若き日のウィノナ・ライダー(今も若いけど)で、デビュー作に近いと思うんだけど、すごく美しい映像だったのを覚えてます。
万引きで捕まった
りして精神的に不安定な近況が流れてますが、
当時の美しさを取り戻してほしいもんです。

監督のティムバートンはディズニーで働いていたらしいんだけど、
どうにも奇怪なキャラクターが好きで監督になった人らしい。
他にも「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」や「スリーピーホロウ」なんかで
いっつも奇怪なキャラが登場するんですが、
一連の映画にも共通して美しい映像が心を引き付ける希有な才能の持ち主だなぁと思います。

主役の人造人間エドワードを好演したのがまだ売れてない頃のジョニーデップ。
本当に大好きな役者さんの一人ですが、彼もこの役で一気にスターへと躍り出ます。
監督のティムバートンとは大の親友になったようですが、
この作品には奇跡的に巡り会った若い才能がいくつも
光り輝いていていて、とっても美しい世界が詰まってます。


ブリリアントな夜のイメージにぴったりで、とっても美しい映画ですよ。


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