ムトープレゼンツ「フチドル」
第41回〜解き放つ
明けましておめでとうございます。ムトーです。
今年もよろしくお願いします。
わーい。2005年になりましたねえ。
コンピューターの2000年問題からもう5年だ。光陰矢の如し、かあ。
中学生の頃に国語の先生が言ってたなあ、
「あなたたちもこの言葉がわかるようになる」って。
先に生きてきた人たちが、次の時代の人々に残してきた言葉はその本人たちの
「後悔」みたいな実感が込められていることが多い。
人間はその先祖から子孫への言葉のリレーが下手だから、
完璧な時代を作れないでいるんだろうなあ、きっと。
年末年始、どうやってすごしましたか?
僕はねえ、年末はゆっくり、あまり動きませんでした。
で、新年になって1月2日の夜に、友人が帰省したので、出迎えにいきました。
僕の大切なおともだち、A2Cこと、ゴトーアツシ君です。
わーい。ゴールデンウィーク以来の再会だったので、
なんだかとても嬉しい気持ちでした。
夜11時くらいに大分市まで車に迎えに行き、A2C君の実家へ。
夜中に到着しました。
A2Cの友人と、僕の友人合わせて4人で、ゆったりと、
お酒を口にしながらお話をしました。
これまでも何度か書きましたが、僕らの住む町は本当に田舎なのです。
やはり、普段、福岡の中心部で暮らしているA2Cにとっても、
都会に住んでいた僕の友人や、A2Cの友人にとっても、
大分の田舎の空気は、とても美味しいものだったようです。
空気の違いとかね、山の端の美しさとかに普通に感動することができる、
都会の人って、田舎の人より田舎を愛でることができるんです。
僕のように、ほんっと山に囲まれて生活している人間が気付かない「山」の魅力とかを、
逆に教えてもらう感じです。
朝、A2Cのおじいちゃん、おばあちゃんのお家にお邪魔して
朝ご飯をごちそうになっているときに、「温泉に行こう!」という話になって、
僕が運転手兼観光ガイドになって彼らを案内しました。
まず向かったのは大分県直入町の長湯温泉。
ちいさな温泉の町ですが、ここ数年全国的に有名になりつつある炭酸泉の湯所です。
ひなびた町並みがまたいいんですよ。
さっぱりすべすべになって、その後は、僕とA2Cが通った高校のある竹田市へ。
滝廉太郎資料館などのいろんな史跡を巡りながら、
おともだちに色んな思い出話を聞かせました。
田舎の高校だったのでデートスポットはひたすら神社だった話とか。
以前竹田市を紹介した時にも紹介しましたが、
但馬屋(たじまや)さんという和菓子屋さんの本店で、休憩を取りました。
みんな抹茶セットを注文。
「荒城の月」「三笠野」という有名なお菓子が付いてくるんですが、
焼きたての「三笠野」を食べてビックリ。
こんなに美味しかったのか!と、A2Cも大感動。
みなさんも竹田市に来た時には但馬屋で休憩して、
焼きたての三笠野を食べてくださいね。
舌も満足したところで、滝廉太郎の「荒城の月」で有名な岡城跡に。
そして、竹田市の隣の町、緒方町へ行き「原尻(はらじり)の滝」という滝見物に。
絶景です。「こりゃマイナスイオン浴び過ぎて、
プラスイオン欲しくなるなあ」とか言うくらい、
マイナスイオンを大量浴びた気分になりました。
ほんっとに楽しくて、素敵な正月になりました。
みんなにとても喜んでもらえてなんだかとても嬉しい気持ち。
なぜかA2Cのおじいちゃんたちからお年玉までもらってしまったし・・・・。
みなさんにとって、ほんっとにいい年になりますように。なりますとも。
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