年越し準備完了




12月11日(土) 快晴 暖かい

夕飯をご近所でおよばれ



夫は会社に行くのと同じ時間に起きて、会社の忘年会に行った。
わざわざ泊りがけで諏訪湖まで。私はお菓子教室に行ったり、
年賀状を作ったり、掃除をしたりしているうちに夕方になってしまった。
掃除はもう大掃除並み。今日はエアコンの蓋を開けて、
フィルターまできれいにした。たまのひとりなので、のんびりしようと思いつつ、
結局じっとしていない。ひとりでごはんを食べるのも何なので、
あつかましくもご近所に住む夫婦宅にお邪魔する。
豪勢なパエリア、その他いろいろ作ってくれていた。
よそん家でごはんを食べるのは嬉しい。おいしい。
ついつい食べすぎない、飲みすぎないように注意したつもり。
しかし、気が付けば、12時近くになってしまっていた。
誰もいなくて寒い家まで送ってもらう。

12月12日(日) 曇り時々雨

ハムと野菜のマカロニグラタン、
鯛のカルパッチョ(焼き長ねぎのマリネとルッコラをのせた)、
メンチカツ(肉屋で買った)、キノコのスープ、大根葉ごはん


テレビの前にストーブも毛布もお菓子もお茶も持ってきて、ナマケモノになる。
テレビをつけたまま、寝転んだまま写真の整理をしたり、
パソコンのデータの整理をしてみたり。昼過ぎ、夫帰宅。バス臭い。
煙草臭い。こっちもナマケモノで、上着の下はパジャマを着たまま帰って来る。
お土産は信州蕎麦。夫がひと休みしてから、駅前に夕飯の買い物に出る。
いつも行列の肉屋のメンチカツを並んで買ってみた。
店員の女の子の対応が悪くて気分が悪くなる。店長を呼んでやればよかった。
ふたり一緒に台所に立って料理をした。ふたりですると、いつも私が怒る。
私は夫の動きが気になって、自分が作るものに集中できずに、
失敗してしまうから。夫は私が言ったことを、たいがい誤解しているので、
全然違うものが出来上がる。このときばかりは、心が通じ合わない。
今晩は食べ過ぎたのにもかかわらず、寝る前に、
昨日のお菓子教室で作ったケーキまで食べた。
メンチカツはとても野性味あふれる味だった。

12月13日(月) 快晴

ハッシュドビーフ、かぼちゃサラダ、キノコスープ(昨日の残り)


ひどい頭痛。原因は肩こりか歯からだと思う。
夕飯は半分夫に作ってもらった。本を見てハッシュドビーフを作ったが、
私はハヤシライスのことだと思っていたので、
おいしかったけど想像していた味と違った。
簡単だと思ったのに、意外と面倒だった。

12月14日(火) 晴れ・曇り

肉豆腐、ししゃも、かぶとクレソンのサラダ(柚子胡椒ドレッシング)、
納豆、大根のみそ汁、玄米


めずらしく牛肉のおかずが3日連続。
関東の人は関西の人より、豚肉をよく食べると聞いた。
あっち(関西)では、「肉=牛」。

12月15日(水) 曇

ネパール料理レストラン(サラダ、タンドリーチキン、
モモ、カレー2種、ナン、チャイ)


今日はふたりとも帰りが早くて、駅に着いたのがちょうど一緒だった。
帰省の新幹線のチケットをとりにみどりの窓口に行ったものの、
すでに売り切れ。気をとりなおして、スーパーへ大掃除の道具を買いに行く。
いつものようにペットショップを覗くと、
毛のない「スフィンクス」という高級な毛なしのグレーの猫がいた。
脳みその皺まで見えている感じがしてきもちわるい。
100円均一で道具を買って大掃除気分を盛り上げるつもりが、
お金を払ってしまうと、もう全て終わった気になる。
帰り道にいつも通るネパール料理屋で夕飯を食べて帰る。
前に何度か来たが、夫はやたらと辛くて口がしびれる印象しか残っていないらしい。
ネパールの味そのままでやっているということらしい。
今日はとてもおいしかった。
私はおばさんが薦めるネパールビールを飲んだ(飲まされた)。
別にどうってことない。美味しくも不味くも。ここの人たちはとても人懐っこい。
でも少々(かなり)押し付けがましい。
先日、「新聞に載ったの!」と嬉しそうに新聞を見せてくれる。
そのうち、気が付けば、ネパール人のおっさん達の溜まり場と化していた。
「ナマステ?」と言って手を合わせ、どんどん入ってくる。
紛れてチャイをごちそうになった。
辛いものの後の甘いチャイはほんとにおいしかった。
ちょっとだけ、ネパールにいる気になる。スパイスのおかげで、体がポカポカする。
宝くじ10枚買う(私)。

12月16日(木) 快晴 寒くない

鮭の生姜あんかけ、白菜と春菊とトマトのサラダ(クリームチーズ、
にんにくチップ、和風ドレッシング)、胡麻豆腐(黒ごま、白ごま)、
葱オムレツ、大根みそ汁、白ごはん


サッカー(日本vsドイツ)を見るため、
超特急で8時までに晩ごはんを作ってしまう。
9時前に夫が帰ってきたので、ハーフタイムにあたためて、後半は食べながら見る。
「日本がサッカー大国に勝利する日はまだまだ先の様子、
日本サッカーの夜明けは遠いのか」と夫。
深夜特急インド〜ネパールを見ていると、なかなか布団に入れない。
何回でも飽きずに見れる。


12月17日(金) 快晴 寒い

チゲ鍋(最後はうどん)


今日は大阪から、友人がやってきた。昼間のバスで8時間かかったとのこと。
相変わらず、夫と夜遅く(朝方)まで飲んでは、
激論(内容はいつも同じようなこと)を繰り広げていた模様。
私はそれを尻目に年賀状の宛名をやってしまう。
明日の大掃除に備えて、先にお風呂に入って寝る。


12月18日(土) 快晴 

白菜のあんかけ、春菊の胡麻和え、トマトと卵の炒め物、焼きかぼちゃ、
素麺と麩のみそ汁、白ごはん


大掃除日和。まだ早いと思いつつ、できる日は今日しかない。
朝食を食べるや否や始める。客人は現代美術館に行った。
今日は帰って来ないらしい。
私は、窓を拭き、トイレを磨き、換気扇の油汚れを落とし、
台所を重曹で隅々まで磨く。夫は窓を拭き、網戸を拭き、玄関を水流しして、
風呂掃除。昨夜飲みすぎた夫は、途中頭が痛いとダウン。
薬を飲んで少し横になっては、しばらくして生き返った。
お昼も食べず、もくもくとやる。全部終わったのは夕方。外は真っ暗。
熱い紅茶を入れて、食べたケーキのおいしかったこと!!
「これでもう気持ちよく年越しができるなあ」と。
ふたりともひとことも文句を言わずにやったのはえらかった。

12月19日(日) くもり

一昨日のお鍋の残り汁でキムチ雑炊(夫)
韓国料理屋で忘年会(妻)


昨日は一歩も外に出なかったので、今日は用事ついでに出掛けた。
下北でお昼を食べて、代官山に注文していた靴をとりに行き、
私は忘年会のため東京駅へ、夫は用事で銀座へ。
今日はあっという間に時間が経つ。韓国料理はとてもおいしかった。
忘年会のメンバーの中にはお腹の大きな妊婦さんが2人いて、
その話でもちきりだった。
帰ると、夫とあと1泊する客人が缶ビールを空けながら「おかえり?」と。
何か変な感じ。何か恥ずかしい。
一緒になって1缶だけつきあう。今日は議論はしない。

12月20日(月) 重々しい曇り空

豚肉と小松菜のスパゲッティー、
牛蒡とひじきのきんぴら、胡麻豆腐(よもぎ)、にんじんのメキシカン(?)スープ


年末年始のことばかり考えていて、クリスマス目前になっている。
気が付けば、先週の金曜日から、毎日ケーキを食べている。
何となく甘いものを食べる癖がついている。これはよろしくないと思う。

12月21日(火)冬至 晴れ  

忘年会(夫)
きんぴら(昨日残り)と小松菜の玄米チャーハン、生姜甘酢漬け、
あさりのみそ汁(即席)(妻)


土曜にうちでやるクリスマスパーティーのことで、急に頭がいっぱいになる。

12月22日(水) 晴れ

忘年会(夫)、外食(妻)


年賀状終了(私の分)

12月23日(木)天皇誕生日 晴れ

簡単ブイヤベース、ジャガイモのパンケーキ(?)、
焼きいんげんのレモン醤油マリネ、牛蒡とひじきのきんぴら(残りもの)、白ごはん


夫、休日出勤。私、クリスマスのケーキのスポンジを仕込んだり、
ビデオを見たり、土曜の買い物に行ったり。
ラジオはずっとクリスマス。夕方、買い物に行くとものすごい人で急に疲れる。
みんな紙袋をいくつも提げている。
今日の夕飯のブイヤベースはめちゃくちゃ美味しかった。
海鮮鍋セット(切った魚介類がちょっとずつ鍋用にパックされているもの)と
野菜(玉ねぎ、長ねぎ、にんにく、トマト)とサフランを全部お鍋に入れて、
強火でガーっとして、塩・胡椒で味付けしただけ。
うん、うん、頷いて食べた。最近、肉ばっかり食べてた気がしたので
、魚が食べたかったのだ。夫は、夜遅くまで年賀状を書いていた。
私はいちおうクリスマスツリーを出してみる。

12月24日(金) 晴れ

豚ステーキ(つけ合わせに焼きインゲンと焼きさつまいも)、
オニオングラタンスープ、パン


クリスマスといっても、今日は特に予定もなく、明日のパーティーの仕込みをする。
あまりに味気ないので、仕込み片手に、玉ねぎを1時間バターでじっくり炒めて、
チーズトーストをのせてオニオングラタンスープにした。
夫はまたもや仕事で問題発生で帰ってきたのは夜中の1時半。
待っていたのがあほらしい。

【作り方】

● 白菜の生姜あんかけ
1. 白菜をざく切りにする。
2. 鍋に油を多めに熱し、生姜(千切り)を炒め、
  いい香りがしてきたら白菜の軸を加え、
  さっと炒めて白菜の半分が漬かるくらいの水と昆布と白菜の葉を加える。
3. 塩、醤油、酒で味をつけて煮込み、煮立ったら水溶き片栗粉を入れ、
  とろみをつけて完成。


● 鮭の生姜あんかけ
1. 甘塩の鮭の切り身を鍋に並べ、ひたひたの水で火にかける。
2. 鮭に火が通ったら、一旦取り出し、
  煮汁を適当な量に減らしてアクをとって、酒、薄口醤油、生姜汁で味をつける。
3. 2を火にかけて、水溶き片栗粉でとろみをつけてあんにする。
4. 再び鮭を鍋に戻して温め、皿に盛り付けて、すりおろした生姜を添える。



それではまた再来週!



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