ファットな娯楽処

其の２９「ギャンブラー」

いやぁ寒いですね、最近。
基本的に暑がりなファットれいじは冬は得意なのですが、
とはいえ朝の布団が恋しい今日このごろです。
最近仕事に余裕があったので、普段飲まない人と飲みに行こうと連絡しまくっていたら、
体重で返事が来だしました。
皮下脂肪も冬支度のようです。
さてそんな最近のお休みの日は決まって夜からの用事があるため、
日中の暇な時間に「いかん、いかん」と思いつつも
パチスロを打ってしまいます。これが絶好調。
宵越しの金はもたねぇとばかりに、メニューの高い方から持ってこい！
みたいな荒んだ食生活を送っています。
うーん、我ながら最近の飲み代は後悔もんですな。

「賭博黙示録カイジ」　福本伸行　作

ギャンブルといえばこの漫画。
とっつきにくい絵と分かりにくい設定の為、
見た事はあっても読んだ事がない人が多い作品ですが、これが面白い。
なんといっても主人公カイジくんは駄目人間。
日々プラプラ暮らすフリーターの上に借金の連帯保証人になってしまう駄目さ。
しかもその借金をギャンブルで返そうというところが、また駄目。
救い様がない始末です。
ただこのカイジくん。ギャンブルの才能だけはあるようで�
様々なギャンブルをするもなんとか身を削りながら勝って行きます。
この様々なギャンブルが面白いというか、異常な緊迫感があります。
中でも限定ジャンケンという最初のギャンブルが最も緊張感があり、
とっても胃に悪い設定です。変なホラー映画なんかより全然スリルありますよ。
こんどこの漫画がタイアップしたパチスロ機が出るようです。
実に打ちたい！と願う今日この頃です。

こんな作品を読んでもまたパチスロを打ちに行く私も十分駄目人間ですが、
勝ってる内に冬支度を整えろとばかりにいそいそと朝から
出かけます。
お店で小太りの人がカイジのパチスロを打ってたら気軽に声をかけてみて下さい。
きっとどこかで打ってますから。