ニーハオ ニーハオ
ニホンコン、帰ってきました。
成田から飛び立ったばかりの飛行機の中で
「ヤバい、海外旅行保険掛けて来るの忘れた」と
気づいたニホンコンは、死んでも元気で帰って来ると決め、
こうして病気もせず、お腹も壊さず、戻って参りました。
(周りでは中国人もお腹を壊していたけど)
今は雲南省は昆明の薄汚いドミトリーでやられた
南京虫だかダニだかにさされたヒドイ足をカユイカユイ
言わせながら、これを書いています。
旅の報告はあまりにも沢山ありすぎて、
そして泣いたり笑ったりの毎日で
何から話してよいか解らないくらい
一言でいうなれば、「充実120%」
今回の旅はいろんなことを教えてくれました。
もちろん、トホホな話やギャー!な悲鳴物語も沢山あったのですが、
それを話していると来週に入っても終わらないので、
今回は旅を経て、サカシタが思ったことを
今日は記してみようと思います。
「喜怒哀楽」
よく旅は人生に例えられると言いますが、
この1ヶ月という短い時間の中で、ものすごい笑い、
ものすごい怒り、ものすごい動揺し、涙して立ち直ったり。
旅慣れている中国といえど、場所場所でのハプニングもあり
よい旅人と出会い、別れることは、毎回切なかったりするものです。
ただ、こうした感情の「ひだ」のようなものをフル回転させ、
自分の感受性も磨いていけたような気がします。
「好奇心のボタンがカチッと音を・・」
中国人や外国人の人たちと沢山話すことにより
中国以外のことにも、沢山興味を持ち始めました。
確実に中国は外を向き始めているのを体感し、
自分も見聞を広めて、また彼らと会いたいと思うように。
同時に読みたい本、見たい映画、やりたいことがムクムクと・・
「文句なしの大自然」
今まで裏路地や、そこに住む人々が大好きだったニホンコンに異変。
大自然の絶景を前にし、涙がボロボロとこぼれてしまいました。
「私も年をとったもんだよ」とひとり思いましたが、地球は
本当にまだ素晴らしい場所が残っているもんだと、心から感激。
「奥地での生活」
トイレは「穴だけ」、寝床は「硬いベットだけ」みたいな所ばかりで
通信もままならない所も数々ありました。ただ、これを経て、
今まで依存「しすぎて」いたメールや携帯と、すこしいい距離を
おいて暮らしていけるような気がします。帰国して数日、
メールや携帯の返事が送れているかもしれませんし、
前ほどマメじゃなくなるかもしれませんが、ご了承ください。
別にすぐに返事しなくても、ずっと友達ですので(←イイワケ)
「正解は」
自分の中にしかない、と。
いい年してこんなことも解らないか、と笑われそうですが、
つい、勘のヨイ人の話に耳を傾けがちだったニホンコン。
例えば旅中オススメの場所とか言われても、人は人、我は我。
自分の嗅覚を信じて動いて発見いかなければ
何事も意味をなさないと解ったり。
「最後に」
公共電波を使って申し訳ないけど、
これ抜きではなし得なかったので。
自分の家族に感謝。
新婚5ヶ月で旅に飛び出たニホンコンは、
旅中100回くらい(大ゲサだけど)
「旦那さんはどーしてるの??」と
中国人をはじめ、色んな人から聞かれ、
その度に「いやあね・・」とイチから説明していた私。
自分がこうして余裕を持って色々なことにトライし、
好奇心の赴くまま、沢山のことを感じられたのも、
「いっぱい吸い込んでこいよ!」と快く送り出してくれ
頻繁にメールで励ましてくれた、我が旦那あってのこと。
“非常感謝“!
(非常感謝/中国語で“どうもどうも、どうもありがとう“の意)
お土産がすこしあります。
欲しい方、メール頂ければ抽選で差し上げます。
11月23日 坂下日本/香港
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