第79回 「ニホンコン、中国よりの便り3」


ニーハオ

旅もラストに向かいつつある今、
ニホンコンの充電電池もだいぶイッパイになってきております。

さて、近況報告

昆明で泊まったキタナイドミトリーで、南京虫かダニが布団に住み着いていたらし
く、
体中が刺された後でイッパイなのと、ものすごい痒いです。

その後のニホンコンが訪れた場所は以下の通り・・


杭州

ここは中国の言い習わしで「上には天国、下には杭州」
というくらいで、美しいところでした。
晴れ女のニホンコンには珍しく雨が降り、シトシト雨の中、
湖の周りを散歩しておりました。ただ残念だったのは
湖側を見ているとキレイなのですが、左側はもう都市と化していて、
スタバやらマクドナルドが立ち並んで
いるところです。近代化の波のすごさを感じずにはいられません。


紹興

行って気づいたのは「自分が下戸だ」ということ。
朝っぱらからものすごい強い紹興酒をかっくらい、フラフラで日中動き回る。
いやー、日本で飲む紹興酒とはワケが違い、
ひと飲みで「ノックアウト」でした。

上海

大学時代の後輩が働いている上海に寄ることに。
彼女は此処で働くということの奮闘や葛藤や悩みを色々話してくれ、
自分が香港で働いていた時のことを、ものすごく強く思い出し、
また、そんな経験から彼女が前よりもたくましくなっていることを、
先輩として、そして友人として嬉しく思いました。

久しぶりでしたが、会ったら会ったで
晩は学生の酒盛りのようになっており、夜中まで
お菓子を食べながらヤイノヤイノ話しこんで、
有意義かつ贅沢に過ごしました。


そして残すは最後の街「北京」のみです。
ニホンコンはこの旅でたくさん本を読み、
たくさん日記を書き、たくさん感動したり涙したりの
喜怒哀楽があり、ものすごく貴重な時間を過ごしていると思います。

北京に戻ったら、少しずつこれからのことなど考えながら、
ゆっくり、ゆっくり旅の終わりに向かっていこうと思います。

11月16日(火) サカシタニホンコン



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