第77回 「ニホンコン、中国よりの便り1」



サカシタです。
なにやら物騒なニュースが多いようですが、
サカシタニホンコンは元気です。
辺鄙な場所をワシワシ動いているのですが、
夜は必ず大通りを歩くとか、昼間でも
ヤバそうなところは通らないとか、
もし通ってしまったら走るとかなどの注意はしております。

1ヶ月という時間は、結構緻密に移動やスケジュールを組まないと、
1日のロスが大きく響くので、順調に予定通り進んでおります。

んでは、近況報告を。

1、北京にて

7年ぶりに訪れた北京は、排気ガスの匂いすら、
ニホンコンにとっては深呼吸したくなるほど懐かしかったりしました。
毎日自転車で朝から晩まで駆けずり回り、東京で調べた
「いきたいとこリスト」にマルをつけながら、
スタンプラリーのごとく動くニホンコン。

昔ながらの町並みが残る胡同(フートン)で、
少しお話したおじいさんに「お茶でも飲んでいきなよ」
と家に上がったが最後、お茶はもちろん、
昼食、果てまた夕食の餃子まで頂いてきました。

楽しすぎてこのまま1ヶ月居座ろうと思ったのですが、
いかなくて後々ウダウダ言う我が身が目に見えて
いたので、ここはえいっと腰を上げ、29時間の列車の旅に突入・・・


2、列車

昔は朝から晩までキュウリやらひまわりの種やら食べていたのに、
思ったよりも礼儀正しい中国人の皆さん。
食料をさんざ買い込んだニホンコンがソーセージやら
ビスケットやら一番モグモグしていたような。


3、西寧

ガ、ガーン。思ったよりも屋台が少ない。
もっと期待していたのに。
ここは気を取り直して、真っ青な湖がそのまま名前になっている
「青海湖」に行くことに。
但、今の時期はまったくシーズンでなく、
外国人のツアーなぞやっていないらしく、

何の断りもなく、中国人ツアーに紛れ込まされたニホンコン。
これがまた大変だったのさ。
詳しくはまた今度〜。

4、成都

ここは少し変更して、ショートカットできる道を見つけたので、
先にパンダの故郷、成都に飛び、
そこから雲南省の麗江に飛ぶことにしました。
1日しかいなかったので、とりあえず麻婆豆腐だけは
食べたのですが、舌がしびれすぎて、それなりにおいしく感じました。


5、そして只今

雲南省の「麗江(リージャン)」におります。
世界遺産にもなっている、古城の中にあるゲストハウスに泊まっております。
すごく古ーい町並みなのですが、早朝8時前のナイスタイムを逃すと、
もう中国人のツアーであふれ帰ってしまいます。
そんな時は自転車でよその町に逃げますが、そのときに見える
5000メートル級の雪山と、真っ青な空がたまらなく、
ひとりカラオケ大会(知ってる歌を片っ端から
歌う)をしながら何時間も自転車をこいでおります。

と、こんな感じです。

また来週、どこぞやから近況報告しますね〜。

11月(次の更新は何日になるんだ?) 坂下日本/香港

11月2日 坂下日本/香港


Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ]
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