お久しぶりです。れいじです。
1ヶ月以上ご無沙汰してしまいまして、どうも恐縮です。
さてこの間何してたかと申しますと・・・寝ずに働く毎日でした!!
しかも9月に入っても落ち着く気配は見えかくれ程度でやっぱり忙しい!!
普通2・8月は暇だなんて言いますが、
なんだか今年は業界全体で異常なほどに忙しい模様で。
暑いからなのか、オリンピックなのかはわかりませんが、本当に参りますね。
寝る時間はちゃんと欲しいもんです。
はい、近況愚痴報告終了。というわけで最近はほとんど娯楽らしい事をしておりません。
そんな中、つい最近1ヶ月ぶりに取った休みに見たビデオの話題でも。
「きょうのできごと a day on the planet」 行定勲 監督
関西の大学生の仲間の引っ越し祝いに集まった7人を中心にその日に起こった事、
思った事、関わった事、関わった人について、とりとめのないようで、
なんかまとまってるお話。
文章で書こうとすると、言葉で伝えようとすると、
うまく伝えられない、うまく言われへん・・・そんな映画です。
昔、アメリカで「night on theplanet」というその夜に世界中で起こった事を
オムニバス形式で描いた映画がありましたが、
それのもっと小さい世界の話。
彼等が関わっているのはせいぜい関西の中で、遠くても京都の日本海側。
最近の大学生の身の丈の夢や不安や彼女、彼氏への思い。
それが画面全体に雰囲気としてただよってます。
れいじも関西の大学で、主役の妻夫木くんのように映画を撮るのが夢だったこともあり、
素直に見れて、純に感動しました。
しかも妻夫木くんが、公言している映画の夢を、
みんなに背中を押してもらわないと行動にかえられない所なんかは、
みていて背中のあたりがむずがゆくなったりしましたよ。
「そうそう!」みたいなやりとりが、そこかしこにありました。
そんなわけでこの映画、年代的に共感できる世代が結構狭いかもしれません。
学生運動に燃えていたお父さん世代や、
ディスコやパーティーとバブルに踊っていた先輩世代は、
あまりピンとこないのかな?と思ったりもします。
ただ一つだけ言えるのは、「うまく言われへん」ことがいっぱい詰まった
映画であるということ。見て考えるというよりは、一緒にその世界を感じる、そんな映画。
関西の、一つの田舎でのきょうのできごとで、これだけの人がつながっているのだから、
最近の僕の生活も、どこかで誰かとつながって、
今日も世界のどこかで誰かと共感していたりするんじゃないか、みたいな。
そうやって、ひろーい視点に立つと、ちょっと寝れない疲れなんか、
ふっとんでしまう・・・わけないか。