さんきち なぞ図書館
しおりの時間
みなさんこんにちは。
本日のなぞ図書館は「しおりの時間」です。
今回ご紹介するのは、
新薬師寺という奈良のお寺で売っていた、カラフルなしおり5枚組。
薄暗いお堂のすみっこに売店があって、おじさんが中にひとり座っていて、
その前の壁にほこりをかぶった見本が貼ってありました。
おじさんが新しく出してくれたのは、
見本の10倍きれいな色。
こういうのなんていうんだっけ?
版画?はんこ?
色合いといい、絵柄といい、とても好みです。
先週の木曜日、私は、生まれてはじめて奈良に行ったのです。
「はじめて?」って何度も驚かれましたが、
修学旅行は、中学が東北で、高校が中部?(鳥取とか広島とか)だったもので。
奈良は、とても好みな場所でした。
ちょっと陽の傾きかけた法隆寺を歩いていたら、
胸がドキドキしてきました。
変な雰囲気。
すごく奇妙な。
なんだか強く惹かれました。
「今回は下見だ。
近いうちにまた、じっくり来なくっちゃいけない場所だな。」
と思ったので、また行きます。
新薬師寺の前の田んぼにいた、
散歩途中の幼稚園児たちも、めちゃめちゃかわいかったし。
子供の方言ってなんであんなにかわいいんだろう。
胸が痛くなっちゃう。
別れるとき、「じゃあね、バイバイ」って言ったら、
「ほなな〜」って手を振ってくれました。
きゅう。
さて、こないだなんで奈良に行ったかというと、
なんと、父の結婚式があったからなのです。
年頃の娘や息子たちを差し置いて、
父が真っ先に結婚式をあげたわけですが、
ほんとに、うれしい結婚式でした。
こんな素敵な人たちを、
わたしのところに連れてきてくれた父と神様よ、
でかした!!!
と、ただそれだけをふつふつと感じ続けていた結婚式でした。
私の運のよさは一体なんなんだろう。
おそるべし。
お父さん、優子さん、
結婚おめでとう。
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