第28回 「ピルナの話」



こんにちは。むかいです。

さてさて前回は、ドレスデンについてでしたが、

その時に、ドレスデン近郊のピルナという町にも行ってきました。

今回はそのお話を。


なぜあまり観光地ってわけではない、

そんなにすごく有名な町ではない、

ピルナに行ってみようと思ったか。


今はドイツの都会に住んでますが、

元はといえば、田舎育ち。

たまには田舎ののんびりとした感じも懐かしくなる訳ですね。

ってな感じで、行き先もはっきり決めずに、ただ

どっか違う町にいってみよう!!

ってだけです、あー適当な理由でごめんなさい。


まずは駅に行かねば!ってことでドレスデン中央駅へ。

なんとなく駅について、自動販売機みたいな時刻表検索できる機械の前で格闘すること約10分。


ドレスデンからS-Bahn(近郊列車)で30分くらいのピルナに決定。


というのも、日本で大変お世話になった先生が確かこの町のオケにいたって聞いた記憶があって、

じゃあ行ってみるかってな感じに。

日本の観光ブックに載ってないような町なので(もちろん持参してたんですが)、町の情報何もなし。

相変わらず適当に歩いてみました。


駅出たところに地図板を発見し、なんとなく行ってみる方向は決まり、

一先ず旧市街の方へ歩いてみることに。


ちょっと暗い感じはするものの、なかなかきれい。


日曜日だったせいもあるかもしれないですが、

道歩いてる人も少なくて、おまけにのんびりしてて、いい感じ。






と、旧市街をぬけ、山を発見。

こりゃあ登るしかないっしょっってことで登山決定!

とはいってもそんなに高くなかったんですけどね。(所要時間5分、短っっ。丘です、多分。)

でも眺めはなかなか。町がいい感じで見渡せました。





と上の方へもう一つ階段が。

案の定行ってみたわけですが、これなんだろうっていうような廃墟がでーんと。

ひょっとして、もとお城だったんでしょうか。

もったいないなーと思いながらも、この独特の雰囲気。



そうして山を降りて、また旧市街へ。







何気に歩いてると、今度は川に。

この川はエルベ川といって1、2年くらい前に氾濫してしまったことでみなさんご存知でしょうか。

ドレスデンなんかを流れてる川です。

さすが日曜日。川辺はくつろぐ人たちがいっぱい。

寝そべってる人もいたり、

なんかバトミントンみたいなやつやってる人がいたり、

楽しそうに話してる老夫婦がいたり。



ベルリンにもこんな川あったらいいのになーって感じでした。


ここエルベ川を通ってる船でもドレスデンまで帰れるらしかったんですが、

時間がそんなになかったので再び電車で帰りました。

でもやっぱり小さい町の雰囲気好きだなぁ。





実は今むかい、2週間、スイスに行ってます。

次回はそのお話を。

それではこの辺で。

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