ピカーン!な時
みなさんこんにちは。
文字でお会いするのお久しぶりですねぇ!山口フォトです。
写真のみになってしまって早2ヶ月ですが、
「文章を書け」コールにお答えして、こうして筆をとることを決意しました。
「2ヶ月ん間なんばしょったね?」
「べつになんもしよらんばい」
あ、でもね、結構自分の中では変化があったことがありました!
そうそう。
それは「ピカーン!」な瞬間。
みんなが同じかはわからないけれど、
頭の中で「ピカーン!」と来る瞬間があるのです。
しかもそれは言葉なのです。
いままで考えていた疑問が解決する瞬間とか、
新しい考え方の方向が延びて行く時とか。
そういう時の事なんだけど、わかるかな。
音楽の好きな人に例えると、
タワレコなんかでCD視聴したときに「きた〜〜っ!」と
感じるのに近い気がしますね。
違う景色がみえちゃったよ〜!という類いの奴ですよ。
ここまで読んで「わかんな〜〜い」の人には
本当にごめんなさい、これから先もわかんないかもしれない。
でも、こんな人もいるんだの楽しさで読んでみるのもいいかもよ。
で、その「ピカーン」な瞬間。いや、言葉かな。
最近のものでは、前に千田が紹介していた「アイデン アンド ティティ」の中での一言、
「僕の立場だと僕が正しい、君の立場だと君が正しい」
ピカーン!!
きたね。
この言葉で、人に対する見方が変わったと言っても言い過ぎではない。
対人での問題の90%は解決されたような感じだったのです。
「むか!」とか「なんでそんなこと言うんだよ」とか思った時に
呪文の様にこの言葉が出てきます。
そうするとね納得できてしまう。「そっか、そうだよね!」と
「あったりまえじゃん!」
ですよね?ですよね?
僕の立場だったら僕が正しくて君の立場だったら君が正しいなんて、そりゃそうだ。
でもね、運動した後のポカリスエットが体にす〜っと浸透してくるように、
そのときに山口に浸透してくる言葉の浸透圧が同じだったのが
その言葉だったのです。
別のタイミングでこの言葉を言われても
「ピカーン!」は来なかったかもしれないという事です。
でもその瞬間をついてくる言葉の威力は絶大で、その言葉の力を知ってか知らずか、
言葉を発した人を尊敬します。
「ピカーン!」なんてそうそうある物ではないんだけれども、
初めての「ピカーン!」は高校の時。
学校に行くのが嫌で、でも、田舎というコミュニティーの狭さゆえ「辞める」
ということすら考えつかず、思考はぐるぐるとまわることしかできない
状態が続いていたときがありました。
あ、別にいじめとかじゃないよ。
そのときに母に言われたのが
「あんたね〜これからを楽しくするのもしないのもあんた次第なんやけんね。」と。
台所でじゃぶじゃぶと洗い物をしながら言われた言葉で
「あ、そっか、、。!」
周りの状況ばかりを考えずに自分のやり方をかえれば良かったんだ。
と、気付いた訳です。
まるでパズルの1ピースが無かったせいで続きができなかったみたいに
ばたばたばた〜!と色んな事が関連して
あ、そっか!の連鎖が始まって行く様は自分の頭の中ながら、面白いもんがあります。
でかした!母!ビバ母!
それ以来は楽しく高校生活を送りましたとさ。
なんとなくだけれども、
それ以来、母は凄い人になってしまったのです。自分の中でね。
そのタイミングでその言葉を出した母は凄い。
出口はきっといっぱいあるんだけど、
それに気付けるかと、気付けるだけのエネルギーがあるかどうか。
こういう事ってみんなあるのだろうか。
もし自分だけだったらみんなわかんない話だなぁ。と思いながらも、
自分だけわかってることなんだったら。ラッキー!ってことで、
この話は次週に続く。
Yasuo Yamaguchi Presents [ 山口フォト]
All rights reserved by Yasuo Yamaguchi & SAKRA 2004