第57回 ニホンコン シンコンリョコウ 〜帰ってきました〜
さアロハ〜。
坂下日本/ハワイです。
2度目のハワイもすっかり堪能してまいりまして、
もう、このお題すら変えてしまいたい気分。
と、いいながら、ワイキキだの、ダウンダウンだの、
海ぞいなどを車で走らせながら、助手席で
「なるほどー、ここは香港でいうと◯◯(地名、地域)だね」と、
いちいち香港の場所と照らし合わせながら土地勘をつけていくところが、
やっぱりニホンコンでした。
飛行機から見たオアフ島
長いフライト中のお共に持っていった「火の鳥」と
直前でお供が決まった「ブッダ」。その各5巻の計10冊は
相方のリュックがちぎれそうになりながらも、満点の読み応えでした。
大自然を感じたハワイ島(俗にビックアイランドという)では、
キラウェア火山や、星空ツアーに参加し、
火の鳥の世界かと思われる光景が目に飛び込んだり、
お話が聞けたりなど、シンクロするところは多々ありました。
あとは、何も予定を決めていなかった割に、
入国のイミグレーションのおじさんなどが
「そうか、ここに泊まるなら近くにいいシュノーケリングができるポイントがあるぞ!」
とかいいながら、長蛇の列をよそに、あれこれメモをしてくれたりしたなど(さすがハワイ!)
ナイスな情報には恵まれました。
あとは、風呂釜かと思うくらいのカートで動くビックスーパーで日用雑貨などを買い、
あとはスリフトストアと呼ばれるリサイクル雑貨&古着屋さんをめぐり、
1ドルのTシャツや5ドル以内のかわいいお皿などをしこたま買ってきたりなど、
これからの生活用のチープな買い物ばかりしておりました。
ただ、南国の陽気とバキバキの原色に誘われて、選ぶ洋服もどんどん派手になります。
試着室から出て来る相棒をお互いに「それはまずいだろ?」と
制しながらの買い物でした。
日本では派手かしら?かわいかったけどなー
アコモデーションは、ハワイ島のほうのB&Bがすごい小道を抜けていく場所にあり、
初日は聞き込み調査を何軒も何軒もしまくって、
最後はメールにあった住所を頼りに到着。
さすがこんな場所にあるだけあって、
いっぱいの森と向こうには海、夜は真っ暗ヤミと化し、驚くほど静か。
ヤシの実が「ドスン!ゴロゴロゴロ・・・」と落ちる音と、
葉っぱが揺れてザワザワ、カサカサいう音しか聞こえなかったりするほど。
相方とは、いつもの如くケンカもなく平和に過ごせましたが、
新婚旅行とは、四六時中一緒にいて、相手のちょっとした行動や癖などを見る、
新婚生活ステージワンのいい機会であり、
良くできたイベントだなあと、人ごとみたく関心してしまいました。
自分だけのペースや常識だけでなく、
常に相手のこともありきで考えようとする時には相手のことを優先して考えてあげる。
これが新婚旅行で再認識した2人のペースでした。
ニホンコンも大人になったものです(自画自賛)。
朝のダイナー、おばちゃんがかわいかったー
そして、6月になりました。
ニホンコンの年間計画(予定では年末までゆるくギッシリ)では、ここからが勝負になります。
先ほど2人でひとつの生活、という話をしたのと相反しますが、結婚式という
一大イベントが終わった今、坂下日本/香港としてどうやっていくかを、
具体化していきたいと思います。
火の鳥でもありました。
「その人が一生をどう生きながらえるかが大事」と。
来週は、そんなお話でもしようと思っています。
6月1日 坂下日本/香港
PS:モンゴルの話、途中で途切れたままになっておりますが、
決して忘れているワケではありませんので、またよきところでお話しますね。
Kaori Sakashita
Presents [ サカシタニホンコン ]
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