2週間ぶりのごぶさた、bouncyです。
5月に入りまして、なんだかぽかぽかしてきましたね。風はまだ冷たいですが、、、、
さて、私はといえば、TOWER RECORDSに行けずに思い悩んでいる日々でございます。
色々、新譜出ているんだろうなーと思いながら、日々を暮らしている次第でございます。
で、今週はついにMuMの紹介!!と行きたいのですが、、、
実は、まだ何といって紹介していいかわからないんです。良いんですよ、曲も音も。
でも、まだ聴き足りないんでしょうか?言葉が出てこないんです。
なので、MuMの紹介は無期限延期と、勝手ながらに決定しました。
きっと、あの音は、今の日本の気候に合ってないんでしょう。10月ころかなあ、、それとも意外と6月かもしれない。
そのときが来たら紹介します。それまで聴くのは待った方が良いかもです。
じゃあ今日は何スンのってことですが、今日は紹介するものがありますよ!!
友達に貸してもらったCDを紹介。
では早速
笹川美和/事実
「いまさらですか、、、、」といわれてしまいそうですが、いわれてもしょうがない。
去年の11月に発売されているCDの紹介です。
前から気にはなっていたのですが、ここまでの才能とは思いませんでした。
天才的ソングライティング そういっても問題ないでしょう。
新潟在住の20歳(アルバム発売当時) インディーズで発売された「金木犀/笑」がFMなどで話題になり、2003年、このアルバムでメジャーデビューとなりました。
すごいです。この音楽は、都会の空ではできない音楽だと、僕は思います。
伸びやかに、どこまでも伸びやかに音が響く、そして、その中に響いてくる日本的なメロディーが心にしみてきます。
僕は、この人は世界に通用するミュージシャンなのではないかと思います。日本でもめったに出てこない才能であると、そう確信します。
ただ、残念なのが、少し西洋的ポップ路線を意識しすぎたのではないかということ、です。
メジャーでの発売といったことがあるのでしょう。色々なレビューを読んで見ると、インディーから発売された作品は、シンプルな音構成だったようなので、そちらをぜひ聴いてみたいと思います。
現に僕がこのアルバムを聴いて、彼女の才能を感じたのは、先行でインディーより発売されていた「金木犀」と「笑」、ピアノとギター、ベース、パーカッションというシンプルな構成の「隧道」と「ただただ」、この4曲からでした。所属するレーベルが大きくなれば、自分の表現の純化に徹することは、難しいかもしれません。が、こんな才能はめったに出てこないのだから、大切にして欲しいです。そんな意味も含めて、絶対に都会に出てきてはいけない、そう感じます。
彼女のような音楽を作れる人は、都会には沢山いるでしょう。でも彼女の音がなければ、それらの音は絶対に生まれない。彼女の音は、それほどまでに個性的で、ひとつしかないと思います。
これからも、もっともっと、いい曲を聴かせてもらいたい。そう思ってやみません。
ぜひ聴いてみてください。
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