第51回 ニホンコン写真館〜レッツ アナログライフ〜
先あまりにもウラウラした、平和な毎日。
溶けてしまわぬよう、少しワサワサしないと、とおもっている、
サカシタニホンコンです。
人(主にニホンコンを指す)は贅沢なもので、
忙しいとヒマをよこせと言い張り、時間があると、飽きるほどぐうたらし、
そしてヒマが故、あるんだか、無いんだか解らない自分の存在理由や
アイデンティティはいずこ?とわめくのです。
あー、イヤイヤ。若人でもあるまいし。
悶々はこのくらいにして。
先日、長年欲しかったカメラを買いました。
あまりにも欲しすぎて、買った時、自分の周りだけ「感動の嵐」。
別にとても高価なものでも、貴重な逸品なわけでもないんですが・・
今回は、デジタル時代に逆行するかの如く、マニュアルカメラを購入。
30年ほど前に作られ、もう中古である限りとなっている「ニコンFM2」。
フィルム手動巻の、ピント、露出、スピード全て自分で合わせなくてはならない代物です。
写真学校の生徒さんなどが、一番最初に買うカメラとも言われていて、
マニュアルカメラの初歩の初歩用。(私にとってはこのくらいで十分)
中古で買ったので、不具合がないか、只今お試し撮影をしております。
これがとっても楽しくて、いい買い物をしたもんだ、とホクホクしております。
今じゃ便利な世の中で、撮った写真はその場で確認とか、
玄関開けたら2分でご飯とか、不可能なことはないんじゃないか、
くらいのステキな時代ではあります。
ただ、「手間ひまかける」、その過程を楽しめることも、
十分ステキなことだし、好きなことなんだと思います。
手間ヒマの結晶である、お試し撮影のフィルムがあがったら、
またここにアップしようと思います。
面倒なことも、実は楽しいじゃん〜、と思いながら、
ウラウラと朝風呂にでも入ります。
といって、「ボッ」と追い炊きをするのは今日のタイトルに反するかしら?
いやいや「ピッ」じゃないから、アナログだろ、と自分だけ納得。
4月14日 9:30 坂下日本/香港
(後ろにいるかえるくんは、坂下日本/香港を見てくれているアツシピーターソンさん←一応日本人、
から『結婚祝い』として頂いたお香立て。
口からもや〜んと煙をはくのです。改めてありがとうございます〜)
Kaori Sakashita
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