花が咲くことって生きようって衝動なんだそうだ。だから、美しく咲く花ほど一生懸命なのかなあと思う。
この前、近くの花屋で”アネモネ”という輝くほどに真っ赤で華やかでだいたんで愛らしい花を一鉢買ってみた。窓辺で大切に育て始めた。一輪一輪と咲いては枯れての繰り返しが4,5日周期で訪れた。だけど、回数を重ねるごとに赤々してた花びらが褪せて、大きさも2/3ほどにちっちゃくなってしまった。過保護にしてしまったことが彼の生きる意思を弱めてしまってた。生きるってやっぱりたたかうことなんかなーって、あたらしいつぼみをみて思った今日この頃・・・




『アネモネ』の語源   ギリシャ神話一の美少年”アドニス”が狩りで死んでしまい、彼を愛した美の女神”アプロディテ”が彼を花に託して甦らせたのが”アネモネ”。風(アネモス)にはかなく散ってしまうことから風の花アネモネという。


HAN@ Presents [ EXISTENCE]
All rights reserved by HAN@ & SAKRA 2004