北国出身だろうと、寒いものは寒い。

最近、空気がめっきり冬らしくなってきた。

朝、ベットから出られなくなり、ストーブのタイマーをセットするようになった。

こんな季節にはやはり、ラーメンが食べたくなる。

「ラーメン食べたい」と言えば、矢野顕子だが、その分野は兄の領域なので置いといて

ここは笑いでせめていこうと思う。



笑いでラーメンと言えば、もちろん「ラーメンズ」である。

彼らの魅力に気づく事ができたのが、本当にここ最近の事なので、

知識としてはまだまだ未熟なのだが、

私の心は今、彼らのものなので、どうしても書かねばならない。


彼らの芸を分野別に分けるのなら、一体何に属するのだろうか。

一般的にはコントとなっているようだが、私はコントの範疇ではとても語れないように思う。

人の深層心理を上手くついたネタの数々と、完成されたキャラクター、

そして、その双方のバランスがすばらしく良いのである。

彼らの演技もさることながら、その計算され尽した笑いはcleverとしか言いようがない。

今のところ、幾つかのDVDとビデオを見たが、どれもハズレが無かった。

どの作品も始めから終わりまで完璧に計算され、スマートで美しかった。

彼らの芸はコントでも喜劇でもパフォーマンスでもなく、

「ラーメンズ」なのだと思う。

ラーメンズに関して、私はまだ初心者である。

きっと、まだ表面しか知らない。

もっともっと掘り下げて、彼らの魅力を発見していきたいと思っている。

次にラーメンズを取り上げる時には、さらに奥深くなっている予定なので、乞うご期待。




千田なつみ Presents [ 笑い道]
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