第21回 ちょっと こくち のはなし

今日は、サカシタニホンコンの写真が、
とあるイベントで作っているちょっとした本にのったっていうで、
ちょこっと告知をします。



現在六本木のアクシスビルで行われているイベント
「六感の森」というアートイベントがあります。

それは、いろんなアーティストが集まり、ものを作って発表している。
それは、「六感」というテーマから、
それぞれ思い思いのものを作っているのだけれど、
これがまた人それぞれ感じかた、アウトプットのしかたが違って興味深いんです。

うまく言えないけど、「ものをつくる」時に感じる、「五感」以外の「第六感」。
それは、必ずどこからともなくやってきて、作品に乗り移る。
その感覚をそのまま表現したもの。と、理解している。

髪の毛で作ったオブジェがあったり
暗闇の中のふくろうの絵があったり
「六感クッキー」と名付けられたお菓子が売られていたり

面白かったのは、「お告げの石」ってのがあって、
左右の壷に沢山石ころが入っている中から、
右の壷から1つ、左の壷から1つ、それぞれ取り出すんです。

そこには、片方には「上の句」、もう片方には「下の句」が書いてあり
両方会わせて文章にすると、それが「六感のお告げ」なのです。

今その人が直面している、未来へのメッセ−ジ、とか。

あまり何も考えず、ふーん、と思いながら引いてみると
「あきらめることを」「演じるのはやめなさい」
なぞと、割とハッとさせられるメッセージに、まんまと虜になったのであった。

そうそう、ニホンコンの写真の告知だった。

んで、その会場で売られている「六森手帖」という冊子があって
そのイベントを訪れた人が、少しでもこの感覚を持ち帰られるように、と
思って作られたもの。

その中に「六感さんぽ」と題して、ニホンコンの写真が載っているのです。



編集をしてくれた、ともだちと、何度も何度もやりとりをしながら作ったこのページ。

結構大変だったのだけれども、はじめて世にでる、自分の作品。感動!!
もう、その日は嬉しくて、夜中まで、開いてみたり、閉じてみたり、
また開いてみたりで、ニヤニヤしていました。

ものをつくるって、たのしい!
しかも、それが全然知らない人の目にとまってくれていると思うと、ぞくぞくするのね。
もっと見てもらいたいし、もっと広がってほしいと思う。

つくることに意味あり。
つくり「続ける」ことに意義あり。

次は何を撮ろうかな?

と、勢いにまかせて、10月から始まる写真講座なぞに、申し込みをしてきてしまった。




8月26日 サカシタニホンコン





《イベント詳細》

「六感の森」

2003年8月18日〜9月4日 11:00〜19:00(会期中無休)
東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル
入場料 300円
(いろんなイラストの缶バッジを購入していただき、それをつけて入場)

六感の森ホームページ

ちなみに、サカシタニホンコンの写真が載っている「六森手帖」。
ご希望の方はこのページ左にある「mail center」からサカシタニホンコン宛にメールをいただければ、送ります。
(1冊500円+送料がかかりますが、この夏のおもいでに)





Kaori Sakashita Presents [ サカシタニホンコン ]
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