一週間ぶりのごぶさた、ポイント日記、改め、bouncyです。
似てるでしょ、、、あれに。色とか、ロゴとか、名前とか。
ね。
そうなんです。ついに、某レコードショップ、 オフィシャルサイト!!!を本気で目指す事にしました。
だ、か、ら、
リニューアルしたわけです。
これに伴って、SAKRAでは関連グッズを開発中。トイレットペーパーなんですけどね。なぜトイレットペーパーかと言うと、bouncyって響きが柔らかそうだから、、、、
まあそれはよしとして
さてさて今回は、先週の続きのボサノバ特集です。今回は枚数が多いので、さらっとレビューを書いていきますがどれもおすすめ、買って損無し!お買い求めはTOWERRECORDSで。ではさっそく。
stan getz/joao gilberto

サックス奏者スタンゲッツとボサノバの産みの親、ジョアンジルベルトのコラボレートにアストラットジルベルトとジョビンが参加したボサノバ界最強の一枚。これを聴かずにボサノバは語れない。みなさんご存じのイパネマの娘は、このテイクが一番有名です。
おすすめは7曲目「O Grande Amor」
TARDES CARIOCAS/joyce 
ブラジル音楽界、最高の女性ボーカリストと言われる彼女の83年のアルバム。
サンバやボサノバなどをルーツに作られた曲達はどれも素晴らしく、ブラジルに行ったことのない僕にも、サウダージを感じさせます。
おすすめは4曲目 「DUAS OU TRES COISAS」。
もう最高です!書いてるだけで波の音が聴こえてきたよ。
さてここから、いわゆるjazzbossa二連発!
sambalanco trio/samblues
もう、これでもかとばかりに、おしゃれ満開な音ですが、それだけではない。
演奏も上手いし、なんせ曲がいい。1960年代、ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成がブームになっていたブラジルで後世まで名前を残すバンドだと言われてるそうです。
1曲目、sambluesは必聴!しかも1600円!しかし、生産限定かも、、、まだタワレコ新宿にはあったぞ!
tenorio jr/ embalo

このtenorio jrの音楽に憧れ、僕は世界各国(インターネットだけれどね)を探しまわりました。
そしたらありましたよ、日本に!しかもyahooオークション!しかもアナログ盤!これは買わねばと、早速入札、、、、ん、、、、なんと12万!無理でした。そんなときでした、なんとCD化されている!それも日本のレーベルから。
またまた、探しましたよ。もう思いつくレコード屋に電話しまくりました。しかし発売されたのは数万枚のみの限定生産、、、、もちろん都内のレコード屋全滅!大阪、名古屋、岩手と思いつくところにメールやら、電話しても、全滅、、、、発売元の連絡先も不明、、、あきらめかけたそのときでした。なんとあったんです!アメリカに!
早速注文!3週間後、届きましたよ!日本語の帯がついたCDが、アメリカから!1800円って書いたCDが!35ドルもしたのに、、、
まあよしとして、聴きまくりました!最高です。人生の喜怒哀楽のすべてがここにある気がした。
そんなある日、友達みんなでバーベキューをしようと川へ行った時です。
BGMとして、このCDを持っていきました。もう、川で聴いたらこれまた最高!
いい気分で帰ったそのとき、、悲劇が起こりました。こんなにも大切なCDが、川の砂利で傷だらけになっていた。
CDプレイヤーに入れても、そこから聞こえるのは、音響系の音楽みたいなデジタルノイズのみ。ある意味衝撃的だった。
がっかりと肩を落として過ごすこと半年、、、人間生きていればいいことがある。
なんとレコード屋にtenorio jrが並んでいるじゃありませんか!!大量に!
きっと僕みたいな人が沢山いたんでしょうね。再販されたんだそうです。即買いなおしましたよ。
で、今でもタワレコ新宿店には置いてあります。買うなら今のうちだよ。新宿へ走れ!
おすすめは3曲目「nebulosa」
sergio mendes& brasil 66 /sergio mendes& brasil 66
オースティンパワーズのヒットで再び注目された名曲「mais que nada(マシュケナダ)」を含むsergio mendes& brasil 66のデビュー盤。
デイトリッパー・おいしい水・ワンノートサンバなど名曲のカバーをsergio mendesのアレンジでたっぷり聞かせてくれます。
アッパーで、ご陽気な音が好きな人におすすめ。
おすすめは1曲目「mais que nada」と4曲目「go out of my head」
小野リサ/bossa carioca
日本人として、bossanovaを語るとき、この人無しには語れない。小野リサさんの登場です。
数多くのアルバムをリリースしている彼女が、90年代を生きる若者にbossanovaを広めたと言っても、過言ではないでしょう。多くのアルバムの中から、僕が選ぶならば、このアルバムです。
ジョビンの息子と孫をプロデューサーに迎え、楽器、声の響きを大切にアレンジされた曲たちは、ジョビンの名曲から自身の曲までと様々で、非常に心地よく、洗練された一枚になっています。また、僕が人生で一番聴いたbossanovaかもしれません。
それくらい大好きな一枚。
夏のさわやかな朝に聞いて欲しいアルバムです。
おすすめは4曲「カリオカのサンバ」
小野リサ/DANS MON ILE
小野リサさんのニューアルバムです。
今回はフランスをテーマに「バラ色の人生」「枯葉」などスタンダードのボッサアレンジから、自身の新曲まで収録しています。
いつも通り、素敵な音楽を聞かせてくれる彼女ですが、もし、小野リサさんのアルバムを1枚も持っていない方でしたら、bossa cariocaと一緒に買うことをおすすめします。そうすると、ブラジル音楽と第二のボサノバの故郷と言われるフランスの音楽の違いや接点が見えると思います。そして、より深く彼女の世界を味わうことが出来ますよ。
まあなんにせよbossa cariocaは皆さん必ず買いましょう。間違いなしです。
the astrud gilberto album with antonio carlos jobin /astrud gilberto
ボサノバを世界に広めたのは、良くも悪くも、間違いなく彼女の歌声でしょう。
元祖へたうま、astrud gilbertoのデビューアルバムです。
ジョアンの妻として、また通訳としてジョアンとともにアメリカに渡り、ジョアンのレコーディングに同行していたある日、ジョアンが歌っていた「イパネマの娘」を遊び半分で、アストラットが歌いはじめました。
それを聴いていたプロデューサーがその歌声に目をつけてアストラットの「イパネマの娘」をシングルとして発売。それがアメリカで大ヒットになってしまった。世の中何があるかわかりません。
そんなアストラットのデビュー盤。しかもジョビンがピアノを弾いています。
「once i loved」 「agua de beber」 「dindi」など,ボサノバスタンダード揃いの一枚。
もしかすると、世の中で一番知られているボサノバかもしれません。
joao gilberto 
さてさて最後に紹介するのはjoao gilberto ボサノバの神様です。
もう、何も言いません。言うことが見つかりません。
ここまで書いてきて、こんなことを言うのもどうかと思いますが、
ボサノバとはこれ以上も、これ以下もない。
ボサノバとは彼の音楽のためにある言葉だと思う。
おすすめの曲なんてありません。
なぜならば、ボサノバを聴きたいと思ったあなたが聴くべき音楽はこれ以外ないからです。
さてさて今回はだいぶ長かった。まあ特集なんでね、、、でもまだまだ紹介したいbossa novaやブラジル音楽は沢山ありますが、今回はこれくらいで。
で、bossa novaを聴いて気に入ったあなたに朗報です。
bossa novaの神様、joaoが9月に日本でライブを行う予定です。
なんとこれが初来日!!でもなぜ予定と言っているかと申しますと、一度キャンセルしてるんですよ。この人音楽以外では大変問題ありな人なんですよね、、、
でも、僕はとったよ、チケット。S席だよ、あんた!!がんばりました。
joaoお願いだから、来ておくれ、、、それでは
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Yasuhiro Chida Presents [ bouncy ]
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