ちだ先生のpoint日記
2週間ぶりのごぶさた、ちだ先生のポイント日記です。
一週空けてしまいました。
いや、、、あほかとつっこみ入れたくなるほどに忙しい。
生活をするために仕事をしてるのか、仕事をするために生きているのか、さっぱりわかりません。まあそれでも、好きな事に近い仕事なのでまだいいんですがね。
好きなものでも食べすぎると、嫌いになったりするので注意ですね。そんな僕は昨日も休みなく働いていました。

そんな中でのポイント日記。2週間分なので2枚分のレビューを書こうと2枚買ったはいいが、一枚しか聴けてない、、、、なのでもう一枚は来週です。では早速

pat metheny/ one quiet night

僕がパットメセニーに初めてであったのは、友達の家だった。
バーボン片手に話し込んでいると、友達はおもむろにそのCDをかけ始めた。
「バーボンにはこれだよね」といって。

そのアルバムの名前は「Beyond The Missouri Sky」パットメセニーとチャーリーヘイデンによるアルバムだ。
郷愁漂うそのメロディーが、少しほろ酔いの心に、行った事のないミズリーの空を見せてくれる。ギターの音が夜の湿った空気に溶けてゆく。そして僕達はバーボンの瓶に朝の光が入るまで、話つづける。

そんな夜が何度あっただろうか? いつもその部屋にはパットメセニーが流れていた。そしてこれからもきっとそうだろう。

今回紹介するパットメセニーのアルバムは、そんな夜にちょうどいい音楽だ。
タイトルもone quiet night。

パットメセニーのソロワークは初めて耳にするが、やはり絶品です。
今回はバリトンギターという、普通のギターより低い音が出せるロングスケールのギターを使っているのですが、非常に深みのある音でとてもいい。

なかでもおすすめは、2曲目 song for the boysだ。
幼い頃に見た風景が、次々と車窓を過ぎてゆくような、とても心が熱くなる名曲です。

今作では、カバー曲も多く、キースジャレットや、ノラジョーンズ、そしてセルフカバーのlast train homeも収録しています。

ギターの音が好きな方、そしてジャズを聴いてみたいあなたにおすすめします。
聴く時は、バーボンをお忘れなく。深い深い夜がやってきますよ。

さてさて、今回で72ポイント。だいぶ貯まってきました。
実はポイント貯まったらあれを買おうと決めているのです。ふふふ、、

それでは。

yasuhiro chida
Jun.23.2003