第4回 結婚式に参加する、ということ





結婚するってスバラシイと思う。

「結婚式に参加する」ってことは、スバラシイことだと思った。

去年一年間、6組ほどの結婚式に参加したサカシタニホンコン。

そして得た結論は「私は結婚式が大好きだ」ということ。

東京在住の私が、大阪やら山口やらと走り回り、一番すごかったのは去年の今ごろ。

20日が神戸、そして式が終ったその足で東京に戻り、長野新幹線に乗り、21日軽井沢で行われる式に参加。


友人を祝いたい、という気持ちだけで動いた一年間。


動き過ぎて、チャイナドレス着用の私に向かって、ホテルの人と間違われて

「おしぼりください!」と言われたり、

(や、違いますから)「おい!ネエチャン!俺の葬式写真も撮ってくれや!」

と声をかける親戚のおじさんがいたり。(次会ったらサイコーの葬式写真撮ってやるよ)

ケーキカットの前に、プロのカメラマンに

「私がここに立つので、あなたは後ろかナナメから撮って下さい」と

クギをさされたり(いいカメラ持ってるオマエよりいい写真とったるわ)、

実にいろいろありました。



今回はそのうち1組の結婚式を紹介。

朝区役所で入籍するところから、メイク、着替え、リハーサル、式、二次会、諸々・・・

全部写真で追いかけていきました。

この数百枚の写真をパラパラマンガにしたら、もうドキュメント番組が作れそうなイキオイ。





結婚式って、シアワセ分子に満ち満ちていると思うのね。

しかも、その場にいるみんなが同じ喜びを分かち合っているわけでしょ。

もう、これは「同志」なのね。親戚のおばちゃんとしゃべったり、

写真や話でしか聞いていない友達の友達が友達になったり。

大きな点と点とが、バチバチ音を立てるかのように、つながっていく。

その瞬間がゾクゾクして、たまらん。

で、最も大きなバチバチは、なんといっても夫婦になる、という瞬間。





こういう瞬間に、写真というところで立ち会えることに感謝。

うまくいえないんだけど、私が写真をとった夫婦みんなが、ずっとずっと幸せでありますように。

と こころから思います。

ある友達が言ってくれてうれしかった言葉で

「夫婦でケンカして、もり下がってる時に撮ってもらった結婚式の写真を見ると『よしがんばろう』って思うんだよね」と。

サカシタニホンコン 涙なのね、そういうの。

(今年はとんと話がありませんが、どなたかいらっしゃったら声かけて下さい。

わりとズカズカとメイク室、衣装部屋には入りますが)

さて、次は誰かな?



4/15 サカシタニホンコン