どうもこんにちは。
「少数精鋭」って言葉ありますね。これって「少数 Say yeah.」って受け取るとちょっと悲しいですね。なんだか、あんまり支持されてない社長さんの会社というところでしょうか(?)。ワンマン社長なんですかね。
うんうん、全くどうでもいいことでしたね。思い付きで書きました。ごめんなさい。
今回は、大分県竹田市を紹介します。「たけだ」ではなくて「たけた」と読みます。まあ、実は僕はこの「たけた」にある高校を卒業しているんです。東京にいた頃、セールスの電話がかかってきて「僕もムトーさんと同じ、大分のたけだの高校の出身なんですよ」とかって向こうの男性が言うんですね。出身者は「たけだ」なんて濁って発音しません。
「それウソでしょ。」って言ったら電話切れました。「たけた」です。
竹田という街は小さな城下町なんです。武家屋敷も残っていたりして、趣のある街です。城下町ということは、お城があるわけです。この辺りは岡藩という藩だったんです。お城の名前は「岡城(おかじょう)」です。
難攻不落の山城だったらしいんですが、お城の家臣が火を付けてしまったんです、確か。だから、石垣以外ありません。だから現在は岡城趾という
言い方が正しいです。岡城趾を歩いて回っていると、滝廉太郎の銅像に出逢います。

そうです。荒城の月。瀧廉太郎の「荒城の月」の舞台となったお城の趾です。
あの土井晩翠の歌詞はもともと歌詞ではなかったんです。詩だったんです。晩翠が仙台や会津の古城を浮かべて詠んだ詩らしいです(不確か)。その詩を目にした瀧廉太郎は、自分が少年時代にすごした竹田の「岡城のことをうたっている詩みたいだ」と感じ、岡城を思い浮かべてあの曲を作ったということです。ほんと不確かです。確かめたい人は瀧廉太郎記念館に行ってみて下さい。素敵な所です。近くに瀧廉太郎トンネルというトンネルがあるんです。歩くと瀧廉太郎の曲が流れるんです。素敵でしょ。
岡城には春たくさんの桜が咲くんです。お城が建っていた石垣の上や、その周りに満開の桜が咲いているのを想像してください。
やっぱりね、なんていうんですかねえ、皮肉な感じ。荒れ果ててしまったお城に、満開の桜ですよ。でも、それがまたもの悲しく美しい。
瀧廉太郎で思い出したことを。
高校生の頃の文化祭で、クラス対抗のクイズ大会があったんです。各クラスから3人ずつ代表が出場したんですが、なぜか僕も代表に。そのクイズに仮装して出場すると、ボーナス得点をもらえるというルールがあったんです。前もってルールの通知があったので、他のクラスの出場者はみんな衣装を作ったり、買ったりして、気合いを入れて仮装の準備をしてました。でも、僕らは当日までなんの準備もしませんでした。
当日僕ら3人はいつもの制服(ガクランです)を着ました。直前にトイレに行って髪を七.三にして、友人たちにメガネを借りました。
クイズ大会が始まって、各クラスの代表が入場したんですが、もう、女装やら金髪やらでハデハデな仮装の中、僕らの入場です。「シーン」と静まり返りましたね。瀧廉太郎が3人出てきましたから。「瀧です」と言い切ってボーナス得点をもらったのを記憶しています。
仮装で連想したことがあります。
また高校時代の話。体育祭で、自分のクラスの担任と副担任の先生を変装させる競走(争?)があったんですね。
他のクラスはルパンと銭形警部だとか、ウルトラマンとバルタン星人みたいなナットクのペアだったんです。でも、僕らのクラスは副担任が大岡越前、担任がエルビス・プレスリーっていう不思議なペアを実現させたんです。想像力がね、群を抜いたクラスでしたね、あれは。