だからこそ、奇麗な桜を見にいこう!2
さあて、桜が奇麗なこの川沿い。一体何があるのか?それは橋です。

この橋。見たとたんに思った。「ムーンライトシャドウの橋だ!」



吉本ばななの小説。「キッチン」の中に入ってる話に「ムーンライトシャドウ」というのがあって、まぁ、話の内容は省きますが、情景の浮かぶ、とてもいい話です。サンキチなぞ図書だったらもっとうまい言い方なんだろうけど、こんなんで勘弁して。話では朝なんだけど、ばっちし夕方だし。頑張って想像してください。水筒も忘れずに!詳しくは本読んで。

その話を読んだときに思い浮かべた橋がそこにあったわけです。こんなことなかなかないよ。
しかもその時に読んでたわけではなくて、読んだのは結構前だった気がする。まぁ、そもそも吉本ばななを読むきっかけってのが、高校生の時に、地元に結構でかい図書館ができたわけですよ。で、そこではCDも借りれるってことでかなり聴きまくりました。尊敬するアーティスト坂本龍一にあったのもこの時でした。そこで不思議なCDがあったわけよ。


「小泉今日子 吉本ばななのとかげを読む」
誰だよ!こんなCD作ろうって言ったの! 誰だよ!ゴー(許可)出したの!と思いつつ、興味半分で借りたわけです。
で、聴いたらですね。キョンキョンなわけよ!読んでるわけよ!う〜!
しかも話がですね。面白くて、もう情景が浮かぶわ浮かぶわ。言葉の言い回しとか、そんな全然詳しくないんですけど、いいなぁ。と思ったのがきっかけです。


僕ぁね、情景の思い浮かぶものが大好きでさ。大好きな映画監督、岩井俊二も映像を見せながらも見てる人にもう一つの場面を持たす天才だと思ってんだけど、通じるものがあると思うんだよね。僕ぁね!(アーティスト風)


まぁ、それはいいとして。思い浮かべた橋が現実にあったらどうするよ!その近くに物件ありますよ。と言われたら住むでしょう!しかもそのマンションを見にに行ったらそこには岩井俊二の四月物語にでてきたマンションと同じようなものが、、。
やられた〜!はい、はんこ押しますよ〜!ポーン!あ、ここにも押すの?はいはい。
そういうわけで今の家に住んでいます。あぁ、オセンチ。でも千田もさんきちさんもその橋をみて同じことを思ったらしい。なんか、凄いね。

そんな素敵な場所にもうすぐ桜が咲きます。浮かれる季節がやってきますよ!
でも浮かれるに浮かれられないのが現実で。ニュースを通じての情報に気を揉んだりしてるけど、だからこそ奇麗な桜を見にいこう!今年の奇麗な桜をね。
Yamaguchi
Mar.22.2003