さて、岐阜へ出発した3人。予想以上に早く着きすぎ、神岡町観光などしておりました。そして受付をするためいざ町役場へ!
「?はて?」こんな感じになってしまった3人。「もしや!?」と思った3人。「きっと、科学好きな人がいろんなとこから来てるんだろう!」とおもっていた3人ですが、町役場にはおおよそ地元の方々っぽい人々が、しかもなんだかファミリー層。張り切っていたのは私たちだけ?そんな思いが巡りましたが、なんのこれしき。カミオカンデはもうすぐだ!町役場の方のおぼつかない受付風景を横にカミオカンデへの期待は益々高まっていったのです。
カミオカンデのある位置は?そう地下1000Mですよね。きっと耳が「ぼきゅん!」となるだろうなぁ、それにしても地下1000Mって!と思っていたのですが、バスはすんなり洞窟の中へ。横に進む進む。「はい、つきました!」って、おい!そう、標高1000Mの山に横から掘った穴の真ん中あたりにあったわけです。確かに地下1000M。だけどさぁ。(見取り図)バスをおりたらひんやり。入り口でビデオを見て、(けっこうおもしろい)いよいよカミオカンデとご対面でございます。
どこにカミオカンデはあるんだろう?と思ったら、足の下でした。立ってる場所は天井部分、そこに3M四方くらいの穴があり下がのぞけるようになってるわけです。前回の事故では1個の光電子増倍管(センサー)が割れた衝撃波が原因でおよそ6000個のセンサーが破壊されてしまった。とされています。今の復旧作業でカバーをつけているもののこの3M四方の穴から何か落ちるとさあ大変!本当に大変。
横の画像を押すと写真がみれますよ→
でも、この施設。本当に綺麗だと思いませんか?幾何学的な美しさとそのスケールと、本当に感動に値する光景な訳です。そして、カミオカンデはあくまでも観測器。ここにある意味が確実にあるわけです。素晴らしい!
我々にいろいろ説明をしてくれる東大の方の話も聞きたいし、カミオカンデも見ていたい。そんなこんなで挙動不審気味。その、東大のきっと偉い方と見学者の話の中で、「結局、ニュートリノに質量があることがわかって何になるんですか?」「いや〜僕たちは質量があるってのが解ったのだけでもうれしいんですよ〜!」と、本当に嬉しそう。この精神はその夜に開かれた講演会で良くわかることになるわけです。
そして、申請していたカミオカンデの公式ホームページへのリンク、快諾頂きました。こちらからどうぞ!ネタ満載!神岡宇宙素粒子研究施設そしてpart4へ続く
Yamaguchi
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