月のちから

昨日、今日と夜中働かなければならない。とある遊園地での仕事のためなのだが、これが寒い。昨日、甘く見てさほど厚着をしないで行ったのだが、かなり痛いめをみた。今日はしっかりと着込んで行こう。

 タイトルと全く関係無さそうな話だが、そうでもない。最近sakraの為の音楽を作っているのだが、僕の作業する時間は夜中と決まっている。昼間にいろいろと時間をかけてやっても、夜中の1時間にはかなわない。なぜだか分からないが、昔からそうなのだ。昼間、散歩したり、どこかでぼーっとしているとメロディーが浮かんでくることがあるのだが、盛り上がってそのまま作業に入って良い物ができたためしがない。夜中まで取っておいて作業をすると良い結果が出る。どちらも間違いなく僕の中から出てる物なのだが何かが違う。なぜなのだろうか?

夜に書く文章は、昼間読みなおすと恥ずかしくなるという話を聞いたことがある。僕には経験がないのだが、僕の曲作りもそれに近いのかも知れない。夜になると理性と感情のバランスがほんの少し崩れ、大胆さと自分の内の部分が出てくるのだろう。
 lunaticという言葉がある。狂気じみたと言う意味だったと思う。lunaはフランス語で月を意味する。満月の夜は生命が多く誕生する。月は生きるものすべてに何かしらの力を与えている。ただの衛星ではないような気がする。
月。

僕にはその力がないとダメなようだ。、、、、というわけでまだ曲できてません。しばしお待ちを。

yasuhiro chida

Nov.25.2002